またまたマンドリン特集
たしか1998年に、ニッケル・クリークで来日しているはずだ。このときまだ17歳。当時の日記を調べてみたら、98年6月18日に渋谷オンエア・ウェストまで見に行っていた。
正直に白状すると、そのときの印象は、マンドリンを弾くマシンのようだな--というもので、プレイヤーとしての技量には感心したものの、現在のような影響力のあるプレイヤーに成長するとまでは思わなかった。おのれの不明を恥じるばかりである。
FMラジオ「A・O・R」の次回の特集は、クリス・シーリー。昨日の午後4時から、麻布十番のスタジオでその収録があった。天才マンドリン少年だったあの頃から、いまをときめくパンチ・ブラザーズに至るまで、一気に紹介させてもらう。
2カ月ぶりのスタジオは、ずいぶん様子が変わっていた。テーブルの真ん中に透明の大きなついたてが立てられ、マイクもついたての向こうとこちらに1つずつ。これもコロナ対策の一環ということらしい。そんなわけで水族館の魚になったような気分でしゃべくった。
放送は6月11日(木)午後8時から。13歳のデビュー作から、ニッケル・クリーク、パンチ・ブラザーズ、セッション・ワーク、そして最近のソロ作まで、ほぼまんべんなく取り上げたつもりだ。電波の届く地域の皆さんは、ぜひお聴きくださいませ。
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