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2019年12月

2019年12月30日 (月)

手首の傷は昨日の……

 昨晩、風呂に入ったときのこと。手首のあたりに沁みるような痛みが。はてなと思って確認すると、小さな切り傷がいっぱいついている。昼間にチャボヒバの枯葉を落としたときについたものだろう。あの葉っぱはゴワゴワしていて、よく切れるんだよな。

Wrist

 一応手袋はしていたのだけれど、最後はズタボロに。手袋がちぎれるくらいだから、腕に傷がついても不思議はない。けっこう下の方まで赤くなってるな。

 コニファー類によく見られるように、チャボヒバの枯葉もほとんど落ちない。日当たりが悪くなるし、見栄えもよくないので、ときどき人為的に葉を落としてやらなくてはならない。この作業は不思議と楽しいのだけれど(かさぶたをはがすときの快感に近いかも?)、肌が傷だらけになるのと、落ちてくる枯葉を大量に頭からかぶらなければならないのが難点だ。

Entrance

 かくしてチャボヒバの枯葉で埋もれた庭の景色。掃き掃除をして集めるのもめんどうなので、自然に土に還るまで放っておく。

2019年12月27日 (金)

ニコンの系譜

 ここ最近、やけに昔話が続いているような気もするけれど、書いておかないとどんどん忘れてしまいそうなので、記憶をたどりつつ……。

 初めて自分のカメラを持ったのは大学生のときだった。教養課程を終えてフィールドワークを始めた関係で、写真を撮る必要に迫られたことが大きかった。

 どうせ買うなら一眼レフだろう。研究室の同僚にはニコンを薦められたけれど、予算の都合でペンタックスにした。モデル名はME Superだったと思う(もう手元にはない)。研究室の先生も含め、周りはニコン派ばかりで少し肩身が狭かった^^;

 その後、紆余曲折あって業界紙の記者に。そのときの会社の備品のカメラがニコンだった。モデルはEMだったかな? 絞り優先オート限定というシンプルかつコンパクトな一眼レフである。この頃は、仕事にはニコン、プライベートではペンタックスと使い分けていたような気がする。でも、だんだん使っているうちにニコンのほうが手になじむようになってきた。

Fe2

 そんなわけで、会社を辞めてフリーランスになった時点で、あらためて自前のニコンを買った。中古のFE2である。新品は高くて買えなかった^^; 精悍なブラック・ボディで、ずっしりとした存在感のあるニコンらしいカメラではないかと思う。露出はマニュアルと絞り優先オートの2方式。最速1/4000秒のシャッター速度は、当時の最上位モデルだったF3よりも優れていたのではないか? なんだかんだで、いちばんたくさん写真を撮ったのは、このカメラかもしれない。取材にも常に持ち歩いて使いまくった。

F2

 その後、知り合いの方からF2も譲っていただいた。大学時代の研究室の先生がF2を愛用していて、いつもかっこいいなあと思って見ていたので、久々に再会できたのはうれしかった。かつての最上位モデルで、とにかくデカくて重い。デザインはかなり武骨な感じだけれど、そこがまたいいのだな。ちなみに上部の三角帽子には、アイレベルファインダーという名前がついている。先生のカメラにはもっとゴツい外観のフォトミックファインダーがついていた(これが標準仕様)。そちらは露出計内蔵で、発売当時は最先端の技術。アイレベルは露出計がついていないため、個人的には使いづらかった。もちろんオート露出もないので、取材の仕事ではまったく使わなかった(軟弱者ですみません……)。

 しかも、この頃になると、急速にインターネットの環境が普及してきた。JPEGファイルを扱うことを考えたら、やはりデジタルカメラのほうが便利だ。ニコンのデジタル一眼レフに手を出すのはまだ早いような気がしたので、ソニーに浮気して、コンデジ(コンパクトデジタル)カメラのサイバーショットを買った。オート露出はもちろん、オートフォーカス。しかも34mm~102mm相当の3倍ズームレンズ付き。小型軽量で、気軽に使えるのもいい。最大の欠点は、シャッターのレスポンスが遅いことだったけれど、この頃にはカメラの仕事はほとんどなくなっていたので^^;それほど困ることはなかった。そんなわけで、以前の日記も含めてこれまでWeb上にアップした写真は、ほとんどこのカメラのものだ(ただし古い写真は紙焼きからのスキャン)。

 ところが今年になって、酷使しまくっていたサイバーショットが、とうとうおシャカになってしまった。ならばいよいよニコンの一眼レフ……と言いたいところだけれど、悲しいことに先立つものがない^^; 一眼レフにこだわらなければ、安価で高機能なカメラがあると思い直し、COOLPIX B600を手に入れた。

B600t

 自分の写真は撮れないので、この画像はニコンのサイトから拝借してきたもの。一見、一眼レフ風だが、ボディ厚はたいへん薄い。レンズは交換できないし、ファインダーもない。で、このレンズがまたべらぼーで、24mm~1440mm相当の60倍ズームなのだった。広角から超望遠まで、1つのレンズでほぼまかなえてしまう。画素も最大1602万ピクセルと、まず不満のないレベル。このクラスでこのスペックとは、銀塩カメラとは一概に比較できないとはいえ、テクノロジーの長足な進歩に驚かされる。

Moon

 試しに月の写真を撮ってみた。比較的小さい2272×1704のサイズ(ネットに上げるだけならこれで充分すぎる)で撮影し、640×480にトリミングしてある。拡大縮小はなし。これが三脚を使わずに、手持ちで撮れてしまうのだからすごい。

 最大の不満は、シャッター速度のマニュアル設定ができないこと。せめてシャッター優先オートだけでもついていたら文句はなかったのだが……。ISO感度だけはマニュアル設定が可能なので(いまはシャッター速度と絞りに加えて、ISO感度も自動で可変させるシステムが主流みたいである)、これを調節してシャッター速度をコントロールするしかなさそうだ。

 これ以上の機能を求めようとすれば、やはり一眼レフを選ぶのいちばんだろう。その日はいつか来るのかな? 

庭師に転身

 今週は伸び放題だったシマトネリコの剪定をしている。ほんとはもっと早く手をつけておかなければいけなかったのだが……。

Toneriko1

 始めたときはこんな感じ。ちなみに、モッコウバラのつるもジャングル状態になっていたのだけれど、そちらはこの時点では片づいている。

Toneriko2

 適当に枝をはらっていくと……。これ以上はノコギリを使わないと難しそうだ。突風が吹き始めたので、とりあえず午前中で撤収。ほかにもやらなければならないことがいっぱい残っているので、この続きは来年に持ち越しかな~^^;

2019年12月21日 (土)

クリスマスがやってくる

 それでも地球は回り続ける。クリスマスもやってくる。楽しみか、それともうんざりかは人それぞれではあるけれど……。

 今年も庭木の剪定のついでになんちゃってクリスマスリースを作ってみた。

Wreath01

 ドーナツみたいな形のリースのベースは市販されているようなのだが、当然お金がかかる^^; お金をかけるのもなになので、のびすぎたハニーサックルのつるを適当に束ねて輪っかにする。ちょっといびつでも、最終的には問題はない……と思う^^;

Wreath02

 クリスマスリースと言えば、エバーグリーンなコニファー。枝を払ったチャボヒバの葉っぱならいくらでもある。

Wreath03

 ハニーサックルのつるに葉っぱをしばりつけていけば、なんとなくそれらしくなるのだった。

Wreath04

 これで終わってもいいのだけれど、もうちょっと色味をつけようということで、100円ショップでクリスマスの飾りを調達。

Wreath05

 そんなこんなで、できあがり。結局110円もかかってしまった。ナチュラルに赤い実でもくっつけたほうがよかったかもね……。

 

2019年12月20日 (金)

風の人を送る

 午前9時、多磨霊園のそばの葬祭場で師匠を送る。通夜も告別式もない直葬だった。奥様のご意向で「喪服ではなく、仁さんが見て誰だかわかるような服装で来てほしい 」との由。これにはぐっときた。なによりもそれが仁さんにふさわしい葬儀だったような気がするから。

困った人だね
気ままな風のように生きて
気ままな風のように去っていった

すてきな人だね
野原にたくさん種をまき
きれいな花が咲くのを見守った

うらやましいね
みんなに夢のかけらを届け
誰かがそれを受け継いでいく

でも私がもらったものは
もうしばらく こっそりとっておこう

きっと空が低すぎて
たぶん世界が狭すぎて
もっと高く もっと遠くに行きたくなったんだ

世界を少しだけ広げるために
あの人の好きだった歌を歌おうか
自分が少しだけ欠けたような気がする夜に

2019年12月19日 (木)

仁さんのこと

 「家が近いのが気に入った」
 まったりとした雰囲気の面談の末にこう言われて、私はジューンアップルで働くことになった。とくに経歴や能力を評価されたわけではなかったようだ。ともあれ、これが佐々木仁さんとの出会いになる。1981年の夏のことだ。

 そのころ私はコンピューターのプログラムを書いて暮らしていた。ほんとうは出版社かレコード会社に入りたかったけれどうまくいかず、ソフトハウスに就職したもののいまいちなじめず、もやもやした気分でいた。そんなときに目にしたのが、愛読していたブルーグラス・リバイバル誌に載っていた「スタッフ募集」の告知だった。

 意を決して電話をかけ、面接の約束を取り付ける。駒込にあった編集部を訪ねると、出迎えてくれたのが仁さんだった。それまで面識はなかったけれど、顔はよく知っていた。雑誌の記事やコンサートの司会などで、何度もお見かけしていたからだ。だから「本物の仁さん」に対面したときはちょっと興奮した。

 型どおりの質問はほとんどされなかったような記憶がある。なぜスタッフが必要かという編集部の事情の説明がほとんどだったかもしれない。家が近い以外に決め手があったのかどうかわからないけれど、とにかくその場であっさり採用が決まった。

 こうしてなんとか編集者になったのはいいけれど、理学部卒でプログラマーくずれの私には、右も左もわからない。レイアウトの指定、写真のトリミング、校正の赤字の入れ方、原稿の書き方など、すべて一から教わった。そうした技能はいまでも役に立っている。

 仁さんは思っていたとおりの人だった。フランクで裏表がない。気さくで誰とでもすぐ仲良くなる。ちょっと喧嘩っ早いところもあったようなのだが、私は一度も怒られたことはなかった。

 仁さんと共にすごした日々のことは、いろいろありすぎてうまくまとめられそうにない。あらためてふり返ってみると、私がリバイバル誌の編集部にいたのはたった1年足らずの期間にすぎないのだけれど、とてもそうとは思えないくらい、ずいぶんと濃密な時間だった。

 リバイバル誌がなくなってからも何度もお会いして、何かにつけてお世話になった。自宅に呼んでもらったり、いっしょにアメリカのブルーグラス・フェスにも行ったり。私のイベントにも何度も足を運んでもらった。

 最後に仁さんに会ったのは、つい1ヵ月ちょっと前だ。板橋で開かれた麻田浩さんのトーク&ライブのイベントに、私がゲストで呼ばれていたのを見に来てくれた。麻田さんとの旧交を温めるのが主な目的だったのかもしれないけれど、私のことも気にかけて来てくださったのだと思いたい。

 そのときはずいぶんお元気になられたように見えた。「年が明けたらイベントをやるから、お前も来てまたしゃべってくれないか」と、ありがたい言葉もちょうだいした。ほんとに実現すればよかったのにね。

 最後までお世話になりっぱなしで、結局恩返しはできなかったのが残念だ。ともあれ、ありがとうございました。ごゆっくりお休みください。

2019年12月11日 (水)

Talk About Roots Musicマンドリン編

 1月25日(土)のトーク&ライブ「楽器は語る Talk About Roots Music」 Vol.5 マンドリン編のチラシめいたものを作ってみた。配布の予定もないけれど、とりあえず何かやってるところをアピールせねばならぬので^^;

 イメージとなる素材を安直に用意するのなら、手元にあるギブソンF4のヘッドかボディ裏がいいだろう。そこで写真を撮って比較すると、ボディ裏の絵面のほうがわかりやすいような気がした。

F4headF4back

 そこでシコシコと絵を切り抜いて、でき上ったのがこちら。我ながらデザインのセンスのなさには感心するが、まあ、シンプル・イズ・ベストということにしておこう^^;

Flyer

 そんなこんなで、イベントの概要は以下のとおり。私のトークはともかく、竹内信次さんのマンドリンは、一見、一聴の価値ありですぞ。いろいろ無茶ぶりをして、普段はやらないようなこともやってもらおうかとたくらんでおりまする^^b

 

楽器は語る Talk About Roots Music Vol.5 マンドリン編

2020年1月25日(土)
 開場:14:30 開演:15:30

●会場
 Live Cafe Again
 品川区小山3-27-3 ペットサウンズ・ビル B1F
 http://www.cafe-again.co.jp/

●Charge
 2,000円

●出演
 奥 和宏(トーク)
 竹内信次(マンドリン)

2019年12月 6日 (金)

敗者復活もあるかも???

 実に苦しい。苦しいが……ちょっぴり楽しい。

 長らくお休みしていた「楽器は語る Talk About Roots Music」の第5弾を、1月25日(土)にやっとこさ開催できる運びとなった。今回はマンドリン編。そんなこんなで当日かける曲の選曲を始めたのだが、これも入れたいあれも入れたいと、ものすごい数になってしまった。マンドリンにはそこそここだわりがあるもので。これではとても時間内におさまらない……。

 しょうがないからばっさり削る。どんどん削る。この作業が塗炭の苦しみ……と言いたいところだが、なぜかマゾヒスティックな喜びもあるのだな。このあたりの心理はよくわからない。

 ちなみに2次審査に落ちたCD(の一部)はこんな感じ。どれもいい曲入っているんだけどね~。

Mandodisc

 さて、厳しい審査^^;を勝ち抜いた栄えある曲たちの陣容はいかなるものか? その結果は当日のお楽しみ(すみません^^;)。イベントの詳細については、もう少しつめてから近日中にあらためてお知らせします。どうぞよろしく。

2019年12月 3日 (火)

欲望の浴槽

 明け方に見た夢。

 風呂に入る順番を待って並んでいる。うしろの女が声をかけてきた。「あちちのお風呂が空いているみたいだから、いっしょに入りましょう」「でも、あれ、男湯ですから……」「だいじょうぶ。こうすれば男に見えるでしょ?」女はそういってフードをかぶる。髪の毛を隠すとほんとに男の子みたいなかっこうだ。前に並んでいたでかい男の人を横目に、2人で隣の浴室に入る。中は6畳間程度のこじんまりとしたスペースだ。それにしても大胆な女だな……。

 風呂から上がると、待ち構えていた数人の男たちが近寄ってきた。何事かとうろたえたが、向こうの目的は私ではなくて女のほうらしい。男たちは刑事だった。そのまま女を連れて行こうとする。「追いかけられているのに気づいて、あなたを利用して我々をまこうとしたみたいです」リーダーらしい刑事が話しかけてきた。それから女に向かって「この人にあいさつしなくていいのか?」。「いいから早く連れてってよ」無愛想な声で女が言った。

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