タヌキとモード
土曜日の朝。朝食を食べながら、NHKーEテレの「ムジカピッコリーノ」の再放送をぼーっと見る。
ドレミファソラ……とCのメジャースケールの順に音が並んだ木琴(シはなかったかな?)が出てきて、ここからドとミの音板を外し、ドとミの音が出ないクラリネット状態にして演奏をする(ゲンコツ山のたぬきさん……それとも、あんたがたどこさ……だったか?)。
つまりレファソラの4音なのだが、主音はソだった。あ、ちょっと面白い! Gメジャーのスケールならファ#になるところが半音下がっている。
次にラの音板も外してレファソの3音で演奏する(お絵かき歌)。
さらにレも外してファソの2音(どれにしようかな……)。最後にファも外してソだけ(曲名……というか歌詞忘れた^^;)。
どれも日本の伝統的な遊び歌で、主音はすべてソである。いちばん最後の例を除けば、すべて短七度のファの音が入っている。音がずいぶん抜けているので、あてはまるスケールは1つとは限らない。Gのナチュラルマイナー・スケールと解釈するのがいちばん素直なのだろうが、モード的な解釈をしたほうが面白いんじゃないかという気がした。たとえばドリアンみたいな。こういう伝統曲って、なんとなく普通の短調と雰囲気が異なっているような気がするんだよな……。
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