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2019年9月27日 (金)

FMラジオでアール・スクラッグス特集

 26日(木)午後6時から、麻布十番のスタジオでFMラジオ「A・O・R」の収録。今回はブルーグラス・バンジョーの「神様」、アール・スクラッグスの特集だ!

 同じスリーフィンガーの5弦バンジョーでも、たとえばベラ・フレックなら、いろいろバラエティに富んだ選曲ができそうだけれど、スクラッグスは基本ブルーグラス・オンリーだからな~。多ジャンルとのセッションでも、自分の土俵に引きずりこむと抜群の強みを発揮するけれど、相手の土俵ではイマイチな感は否めないし……(個人の意見です^^;)。

 そんなこんなで、わりと選挙区……じゃなくて、選曲には苦労した。ブルーグラス・ボーイズ、フォギー・マウンテン・ボーイズはいいとして、アール・スクラッグス・レビューをどう扱うか? セッション・ワークはどのあたりが面白いか? 近日発売予定のディランのブートレック・シリーズではアール・スクラッグスとのセッションが大きくフィーチャーされているという噂だけれど、これはまだ出てないはずだよな。あとはギターを弾いてる曲も入れようか?

 はたして思案の結果がどうなったかは、放送を聴いてのお楽しみ。放送日は、10月3日(木)午後8時からの予定です。

 ところで、収録前に念のためと思って、日本版のWikipediaもチェックしてみたのだけれど、これが案の定、英語版の抄訳。英語版のWikiと比較してみたら、肝心なところがほとんどカットされていて、これを訳した人にとっては興味のない記述だったんだろうなと、かえって感心したり^^;

 スクラッグスのお兄さんやお姉さんたちが「皆バンジョーとピアノの演奏をしていた」というくだりが、原文では「all played banjo and guitar」 なのは愛嬌として、いちばん気になったのは以下のスクラッグスの言葉だった。日本語版Wikipediaのアール・スクラッグスの項目からそのまま引用する。

「南部の人間ってのは、通りを歩いてる人間であるとだけ考えられているんじゃないかと、最近は思っている。俺は、俺たちの息子たちが家に帰ってくることを心から願っている。息子たちを失うことには、もう嫌気がさしているし、失ったことを悲しんでいる。もし戦争を続ける最高な理由があるのなら、俺が今日ここに立っていることはなかったはずだ」

 温厚そうなアール・スクラッグスさんが、自分のことを「俺」っていうところはちょっと想像できないんだよねぇ……。訳者の方は、どんな人物だと思って訳したんだろう? もしかして「粗野で教養のない南部人」みたいなイメージ? そうではなかったことを願いたいけれど……。

 ちなみに現バージョンの英語版Wikiでは、この発言の原文らしきものは見つけられなかった。カットされちゃったのかしら?

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