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2019年7月10日 (水)

二度めのパンチ・ブラザーズ

 3年前の来日時には最終日に行ったので、今回は初日にしてみた。ブルーノート東京での、パンチ・ブラザーズ。4日間の連続公演である。

 正直に告白すると、ブルーノート東京は貧乏人の私にはいささか高級すぎて、なんとなく居心地の悪さを感じる場所(だからめったに行かない^^;)なのだが、パンチ・ブラザーズにはこの高級感がよく似合う。誤解を恐れずに書いてしまえば、意識高い系の音楽。それがすっかり板についてきた。骨太でありながら繊細なアンサンブル、緩急自在のリズムの変化、個々のメンバーのテクニック、クリアな音色、ステージのたたずまいなど、どこをとっても非の打ち所がない。

 実は3年前は冷静に見られなかったのだ。目の前で繰り広げられる演奏を追いかけるのに必死で、気がつけばステージが終わっていた。しかし昨日は多少の余裕ができたようで、めくるめく万華鏡のようなシチュエーション展開を、しっかり受け止めることができた。そうだ、頭で彼らの音楽を解析しようとしたのがいけなかったのだ。ブルース・リーも言っているように、ただ感じればよかったのだ。

 アンコールはビル・モンロー・ナンバー。なるほど、こう来たか。最後にこのストレート・パンチを食らって、私は10カウントを聞かされたのだった。

 それはそれとして、彼らによく似た感覚を味わえるバンドが、私の身近にもいるぞ。ピアニストのshezooさんを核としたトリニテというバンドがそれだ!

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