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2019年6月25日 (火)

坊さんやろ?

 明け方に見た怖い夢。

 夜の散歩。自宅の周辺をぶらぶらと歩いていると、後ろから声をかけられる。ちらりと振り返ると、身長30cmくらいの小さな老人が恐ろしげな顔で何やら言っている。怖くなってあわてて逃げだす。老人は追いかけてはこなかった。やれやれと歩を緩める。

 そのまま散歩を続けていると、今度は前方から別の老人がやってきた。やはり身長30cmくらいで、つるりとはげあがった頭頂部が富士柿のようにとがっている。「あんた坊さんやろ?」すれ違いざまに老人がそうたずねてきた。こいつもヤバそうだ。ふたたび逃げ出す。こちらの老人は追いかけてきた。背後から話しかけてくる声が、いつまでも近くで聞こえる。「坊さんじゃありません! 坊さんじゃありません!」小さな声でそうつぶやきながら、必死で走った。何度か角を曲がると、運よく自宅に戻れた。暖簾の下がった料亭風の玄関を見て、さっき見たのはこの場所だったんだと気づく。

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