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2018年11月26日 (月)

フォークジャンボリーの真実

 25日(日)午後1時半より、新宿ロックカフェ・ロフトでトーク・イベント。「月刊牧村 冬期ゼミ#1<第3回全日本フォークジャンボリーの真実~現場からの報告>」を聴く。

 事前に地図を確認したときには、以前に新宿ロフトがあったあたりかと思ったのだが、実際に行ってみたら全然違っていて、しばらく迷った。とほほ。

 71年の第3回中津川フォークジャンボリーと言えば、暴徒化した一団によってステージが占拠された騒動で知られる。この事件の顛末に関しては、怪しげな俗説もかなり流布しているようだ。これではいかんというわけで、実際にスタッフとしてこのイベントに関わっていた牧村憲一さんと上條俊一郎さんに、あらためて47年前の真相を語っていただくことになった。フォークジャンボリーについては、個人的にもいろいろ調べてはいるので、興味津々で臨んだのだった。

 お二人のお話はおおむね私の理解していたとおりの展開で、ほっと胸をなでおろしたけれど(なにしろ本にも書いちゃってるからね)、岡林信康さんのバックを務めた柳田ヒロ・グループの話(71年のバックははっぴいえんどではなかったのだ)や、三上寛さんの出演に至る経緯の話など、初耳の情報も多く勉強になった。

 当時のチラシやチケット、井出情児さんのご好意による会場の写真など、貴重な資料も目の当たりにできてありがたや。いちばん驚いたのは、ノンリバースのファイヤーバードを弾く岡林信康さんのステージ写真だった。この写真は初めて見た! おそらく、はっぴいえんどの鈴木茂さんのギターを借りたものだろう。もしそうだとすれば、どういういきさつでそうなったものか、たいへん気になる。

Folkjambo1 Folkjambo2

 そんなこんなで、今日はこのLPを引っぱりだしてきた。帯をはずすのがめんどくさかったので、付けたまま載せてしまおう

 キングの2枚組実況盤はマストアイテムとして、斉藤哲夫、加川良、三上寛の3人にしぼったURCのアルバムもなかなかなのだよね。この3人の偏りも興味深くて、A面は斉藤哲夫さんと加川良さん、B面は全曲三上寛さんとなっている(表のジャケ写は加川良さんなのに……)。この時点でURCが、いかに三上さんに肩入れしていたかが、うかがい知れるというものだ。

 イベント終了後、講師の上條さんとお話しする機会に恵まれたので、「『風街ろまん』のクレジットにある『GG』というのは上條さんのことですか?」とずうずうしくもお尋ねする。ご本人の口から「そのとおり」とお返事をいただいて、これだけで来たかいがあったというものだ。牧村さんにも無事ご挨拶できたし、善哉善哉。

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