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2018年10月 8日 (月)

裸の自分をさらけ出せ

 ボーカリストとギターのデュオという組み合わせは、なかなかにクセモノだ。考えようによっては、ギター1本の弾き語りよりよほど難しいかもしれない。とくにギタリストにとっては、人前で裸の自分をすべてさらけ出すに等しいようなシチュエーションと言えるのではないか。自分がそういう立場に置かれたら、そうとう緊張するのではないかと思う。

 10月7日(日)。午後5時より。中目黒FJ’sで、二人パール兄弟のコンサート。店内はすでに満員ソールドアウト状態だった。オープニング・アクトとして、サエキけんぞうさんのソロと、窪田晴男さんともう1人のギタリスト和泉聡志さんのデュオのパフォーマンスあり、そのまま休憩を挟まず二人パール兄弟のステージになだれ込む。

 お二人の掛け合い漫才のようなMCと、ボーカリストとギタリストとのせめぎあいのような演奏とのコントラストが面白い。ついついギターのほうに目が向いてしまうのだが、ほかの楽器の音がないぶん、窪田さんのコード・ワークの巧みさが、あらためてよくわかった。常にボーカリストを支える絶妙のバッキングを心がけている。

 ポリスのアンディ・サマーズも、音が少ない分、コードのボイシングやディレイの使い方にはずいぶん気を配っていたような気がするが、それをさらにホットにしたようなスタイルとでも言ったらいいか。繊細なガラス細工というよりは、鋼鉄のハンマーのような図太さも感じた。

 二人パール兄弟と言いつつ、ゲストの和泉さんを加えたトリオでの演奏も多かった。こちらは一転して立地で華やいだパフォーマンスに。和泉さんはジャズ畑の人のような紹介をされていたけれど、どうして、ロックやカントリー・タッチのギターも自在にこなす。ちょっぴりレス・ポールも入っていたりして。

 以下は思いっきり余談。地下鉄副都心線が東急東横線に乗り入れるようになって、中目黒に出るのはずいぶん便利になった。急行なら池袋からわずか3駅である。利用するのはこれが初めてということは、それだけ長い間FJ'sに行ってなかったということでもあるな^^;

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