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2018年9月

2018年9月30日 (日)

風呂場に缶詰

 明け方に見たしょーもない夢。

 家の周りの路地を散策している。いつもとは違うコースをたどろうとしていたら、道に迷ってしまった。あわてて引き返す。見覚えのある角を曲がると、なじみの風景が見えた。ほっとしたら、どっと疲れが出た。そういえばこの先に事務所として使っている部屋がある。そこで少し休もう。

 マンションの階段を上がって、部屋に入る。せっかくだからお風呂を湧かして入ろう。中から鍵を閉めて湯船につかる。すごくいい気持。でも何かおかしいなと思ったら、服を着たままではないか。あわてて服を脱ぐ。白衣のようなコートは濡れてしまったが、たいしたことはなさそうだ。あらためてまた湯船につかる。

 しばらくすると部屋の中に誰か入ってきた気配がする。三人組の家族だ。お父さんらしいおじさんが、「お前、なんでうちの風呂に入ってるんだ?」とドア越しに問いただしてくる。あ、いけね! この部屋はもう自分のものではなかった。いまはこの家族の持ち物になっているんだ。わあ、どうしよう。「お前、うちの鍵持ってるんだな! 台所に忍び込んで食べ物をあさってたのもお前だろ?」お父さんはかなり怒っているようだ。いえいえ、そんなことはしてません……。

2018年9月26日 (水)

トークライブ「ブルースの前と後」

 もうあまり日にちがないのだけれど、10月6日(土)に国分寺のライブハウスART×JAZZ M'sで、急遽トークライブをやることになった。

 何を隠そう、ジャズはまったくの門外漢な上に、このお店にもまだうかがったことはないのだが、なぜかSNS経由でメッセージが届き、「アメリカン・ルーツ・ミュージックにおける黒人/白人の混淆というテーマで話をしてほしい」というオファーをいただいたのだった。

 伝統音楽が現在のような形態に落ち着くまでの過程で、黒人音楽と白人音楽とがどのように分かれ、また影響を与えあってきたか、というのは以前から取り組んでいるテーマでもあるので、しゃべらせていただけるならこれほどありがたいことはない。二つ返事でお受けした。

 武蔵小山Againでやっている「楽器は語る Talk About Roots Music」のシリーズも忘れたわけではないのだが(個人的に余裕がなくて、根回しをする時間が取れなくてね^^;)、こちらを途中に挟ませていただくことにした。「楽器は語る」とはだいぶ異なるアプローチになると思うので、よろしければこちらにもぜひお出でくださいませ。

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ブルースの前と後
   黒人音楽と白人音楽の交流の歴史を聴く

10/6(土)19:30~

出演:奥 和宏(音楽ライター)
料金:ミュージック・チャージ¥1,000
   (別途テーブル・チャージ¥300+2オーダー)
会場:ART×JAZZ M's
   国分寺市本町2-7-5
   Tel 042-325-7767
   https://www.ms-artjazz.com/

「アメリカの伝統音楽には「コモンストック」と呼ばれる白人音楽、黒人音楽双方に共通するレパートリーがたくさん存在します。両者の交流がどのように始まり、また発展していったのか、音源を聴きながらその歴史をたどっていきたいと思います」

2018年9月21日 (金)

天使の領分

 今年の夏の日記に、こんな写真を貼った。

Angel1

 東池袋の住宅地で見かけた、フラットバックのマンドリン風の楽器を弾く天使の像である。

 つい先日も、同じような像の写真を何点か撮った。その気になって歩いていると、いろんなところで、彫像や塑像に出くわす。こちらはそのうちの1枚で、ギターとバイオリンをミックスしたような擦弦楽器を弾いている。撮影場所は北区西ヶ原。

Angelfiddle

 サウンドホールのデザインが、なかなか面白い。弦の数は4本に見える。作者はバイオリンのつもりで作ったのかもしれない。絵画や彫刻などでも、いいかげんな形の楽器はけっこうあるからな。個人的には、こういう斬新なデザインは嫌いじゃないよ。

 ちなみに「folk fiddle」でネット検索すると、いろいろ変わった擦弦楽器が出てきて面白い。興味のある方はお試しあれ。

2018年9月17日 (月)

丸ごと一冊フェンダー

 枻出版社のムック『Vintage Guitars 丸ごと一冊フェンダー』の見本誌が届いた。

Marugotofender

 「丸ごと一冊……」のシリーズは、いつ以来だろう? ずいぶん久しぶりのような気がする。今回は、ストラトキャスター、テレキャスターをはじめとする、フェンダーの名器をまとめて紹介するという、これまでとは一味違ったアプローチになっているのだけれど、楽器のグラフィックスあり、ミュージシャンのインタビューあり、ショップ探訪ありといった感じで、やっぱり面白かった。

 私は「フェンダー・ギター・ヒーローズ」なる6人のギタリストの紹介文と、ジャズマスター、ジャガー、マスタング、ブロンコ、エレクトリックXII、コロナド、リード・シリーズなどの各年代のモデルの解説をかかせていただいた。

  6人のギタリストの内訳は、エリック・クラプトン、キース・リチャーズ、イングヴィー・マルムスティーン、カート・コベイン(コバーン)、サーストン・ムーア、ジョン・フルシアンテ。そうそうたるメンバーである。

 ちょっと内幕をバラしてしまうと^^;編集部からの依頼は、ギタリストの紹介文はそれぞれ100字で、「写真で弾いているギターに触れつつ、そのギタリストの説明と、ほかにどんなフェンダーのビンテージ・ギターを使っているかを書いて」というものだった。

 それ、100字ではぜったい無理だから。だって、エリック・クラプトンにキース・リチャーズだよ! 主だったギターの名前を書くだけで100字を超えちゃう!

 そんなこんなで、七転八倒しながら100字に収めた。どうこなしたかは、本屋さんで立ち読みでもしてください。まあ、写真がメインの記事なので、写真はどれもいいっすよ。

 ジャズマスター以下のギターの紹介文は、もうちょっと字数に余裕があったので、書きたいことの7割くらいは書けたかな?

2018年9月12日 (水)

意外な訪問者

 明け方に見た夢。

 マンドリン奏者のジェスロ・バーンズさんが自宅に訪ねてくる。「珍しい楽器を持っていると聞いてね」とバーンズさん。そんなわけないやん。正直に「たいした楽器はありませんよ」と答える。それを聞き流して、楽器の置いてある棚をがさごそと探す老マンドリニスト。手に取ったのはマンドリンにしては大きめの三角形の楽器ケースだ。中に入っているのは、ロング・スケールのマンドリン・バンジョーだったかな? さっそく弾き始めるバーンズさん。呆然として見守っていると、「この楽器は虫の飼育ケースにもなるんだよ」と言い出した。そう言われてみれば、なるほどドーム型の窓の付いたドール・ハウスのような形をしている。

2018年9月10日 (月)

狐の嫁入り

 体験した時点ではまったく気に留まらなかったのに、あとになってじわじわと沁みてきたので、いまさらではあるが記しておく。

 9月8日(土)の午後。散歩に出かけようかと支度をしていたら、青空なのにポツポツと雨が落ちてきた。天気雨だ。それでもしばらく様子を見ているうちにやんできたようだし、これなら出かけても大丈夫だろう。

 滝野川の路地を抜けて、王子の親水公園のあたりに通りかかると、狐囃子の看板があり、狐のグッズを売る屋台も何軒か並んでいる。近所の装束稲荷か王子稲荷がらみのイベントらしい。そういえば、途中で不思議な化粧をした浴衣姿の女の子とすれ違ったっけ。先を急ぐので狐囃子は見物せずそのまま通り過ぎたものの、その先でも狐の衣装の集団を見かけた。

 話としてはこれだけなのだけれど、家に帰ってから出がけの雨のことを思い出し、そういえば天気雨のことを狐の嫁入りと呼ぶんだったなと気づいた。なんとなく狐につままれたような気分だ。

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