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2018年7月20日 (金)

ブロードウェイの父の実像

 遅めの昼食をとりながら、NHK-BSの洋画『ヤンキー・ドゥードル・ダンディ』を見る。たまたまテレビをつけたらちょうど始まったところで、結局最後まで見てしまった^^;

 1942年のワーナー映画。「ブロードウェイの父」とも呼ばれるアイルランド系アメリカ人のエンターテイナー&作詞作曲家&プロデューサーのジョージ・M・コーハンの一代記だ。ボードビルやミンストレル・ショーの芸人としてキャリアをスタートさせ、ブロードウェイで成功し、大統領から勲章(ゴールド・メダル)をもらって、めでたしめでたし……というストーリー。この叙勲は、第1次大戦の戦意高揚に貢献した功績をたたえるものだったようなのだけれど、そもそも映画が公開されたのが太平洋戦争の真っただ中だったということは、この作品自体が「さあ、日本をやっつけるぞ~!」という戦意高揚を目的としていたフシもある。

 この事実に気づいたとたん、いきなり当事者にさせられてしまったような気分になった。まあ、製作期間を考慮すると、最初から日本のみをターゲットにした企画ではなかったような気もするのだけれど……。

 日本との関わりはとりあえず置いておくとしても、コーハンは愛国的なミュージカルや軍歌をいっぱい書いていたようで、たぶん私の苦手なタイプだと思う^^; 性格的にもかなり自己チューな人だったみたいだし(とくに若い頃は)、お近づきにならずにすんでよかったかも……。

 あれ、おかしいな? こういうややこしい話を書きたかったわけじゃないのに。実はいちばん書きたかったのは、コーハンの自作曲の中にアメリカの伝統歌がいっぱい挿入されていたことなのだった。この使い方がなかなかうまいなと思って。「Yankee Doodle」はもちろん、「Dixie's Land」「Battle Hymn of the Republic」「When Johnny Comes Marching Home」など。南北戦争当時の歌が多い(「Yankee Doodle」も南北戦争のときにリバイバルしている)のは、コーハン的にはやはり軍歌っていう扱いだったのかな……?

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コメント

あ、1つ書き忘れていた。
ブラックフェースのミンストレル・ショーを逃げずに取り上げていたのはよかったと思う。
まあ、1942年だったからできたことかもしれないけれど。

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