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2018年7月 8日 (日)

七夕のトリニテ

 おそろしいほど雨が降り、各地で災害も起きているというのに、東京はまずまずの晴れ模様。昨夜は神楽坂のライブハウスTheGLEEに、トリニテのライブを見に行ってきた。休憩時間には地震もあったらしいのだけれど、ぼんやりしていて気づかなかった^^;

 初めて訪れたTheGLEEは、とにかく音響がすばらしかった。音の分離がよく、サウンドもクリアで、各楽器の織りなす緻密なアンサンブルが細かいところまでよく聴きとれる。小編成のバンドのライブ録音に使えそう--と思ったら、トリニテも先日この会場でライブ録音をしたばかりで、今回はその発売記念のコンサートなのだった。

 トリニテは、バイオリン、クラリネット、ピアノ、ドラムス/パーカッションという、ベースのない編成だ。バス・クラリネットがベース・ラインを担当する場面もあるけれど、基本はピアノがベースの役割も担うと考えていいだろう。Shezooさんのピアノは、淡々とサポートに回っているようなときでも、隙あらば飛び掛かろうと猛獣が爪を隠しているようなすごみがある。小林武文さんのビル・ブラッフォードを思わせるプログレ系の太鼓とのコンビネーションもずいぶん練り上ってきたような。

 ワイルドなインプロビゼーションでバンドを牽引するのは、バイオリンの壷井彰久さん。ここに小森慶子さんの柔らかいカウンター・パート絡む瞬間は、至福のひとときだ。小森さんのクラリネットは慈愛に満ちていて、すっごくいいんだよな。

 現時点でトリニテは、ほぼ完成されてしまったようにも思える。個人的には、よりスリリングでハラハラドキドキな方向を目指してほしいところだけれど……。

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