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2018年3月 8日 (木)

ドブロにしてドブロにあらず?

 1970年代初め頃の日本のフォーク・シーンでは、ドブロと言えばメタル・ボディの楽器--というイメージのほうが主流だったような気がする。

 加藤和彦さんがメタルのドブロを使っていたのが大きかったかもしれない(吉田拓郎さんの「結婚しようよ」でその音が聴ける)。石川鷹彦さんのドブロもメタル・ボディだったはず。

 OMI(ドブロの創業一族が興した会社)がドブロ・ブランドを買い戻し、本来のウッド・ボディの楽器に加えて、ナショナル・タイプのメタル・ボディの楽器を作るようになったのが71年以降のはずなので、ちょうど時期が重なったということか。もしかしたら、当時の販売代理店(モリダイラだったかな?)が、メタル・ボディのモデルに力を入れていた可能性もあるかもしれない。

 このイメージが後々まで残っていたようで、私もメタル・ボディのドブロを手に入れたことがある。

Dobro01 Dobro02

 モデル名は33D(おそらく)。ボディ裏に「D」の文字がエッチングで刻まれている(加藤和彦さんのモデルは「D」なしの33)。14フレット・ジョイントのナショナルっぽいシェープだが、ペグヘッドにはドブロのロゴがしっかりと。

Dobro03

 ボディ上部のfホールはナショナル風。カバー・プレートはドブロ風と、両者のハイブリッドなデザインになっているところが面白い。

 離合集散を繰り返すドブロとナショナルの複雑な関係については、土曜日のイベントでも少し触れようかと思っているので、興味ある方はぜひお出かけください。--以上、しつこく宣伝でした^^;

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