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2018年1月29日 (月)

「楽器は語る」ドブロ編のお知らせ

 トーク&ライブのイベント「楽器は語る Talk About Roots Music」でドブロ・ギターを取り上げる--と宣伝を始めたところ、「またずいぶんとマニアックな!」という反応が返ってきて、どうやらドブロというのはこちらが思っている以上にマイナーな楽器らしい、と気づかされた^^;

 そういうことであれば、ドブロの紹介から始めなくてはなるまい。見たことがないという方のために、アルバム『THE GREAT DOBRO SESSIONS』(Sugar Hill 1994)のジャケット写真の一部を拝借した。ボディに取り付けられた焼肉グリルのような(?)金属の丸いカバー・プレートが、外見上の大きな特徴だ。このプレートの下に、円錐(コーン)状の共鳴器(リゾネーター)が収められている。

Dobro

 ドブロ・ギターは、ボディ内部にリゾネーターを組み込んだリゾフォニック・ギターの一種で、主にスライド奏法のための楽器として知られる。エレクトリック・ギターのような電気的に音を増幅させる技術が確立する以前に、なんとかして音量やサスティン(音の伸び)を稼ぐ手段はないものかと試行した結果、このような楽器が生まれてきたものと思われる。

 レゾナンスに富んだドブロのサウンドは非常に個性的で、いったんハマると抜け出せないような魅力がある。リゾフォニック・ギターといえば、メタル・ボディのナショナルもよく知られているが、いかにもメタリックなトーンのナショナルに比べると、よりウッディな響きが優しい。

 ドブロの持つポテンシャルを最大限に引き出してきたのは、やはりブルーグラスのプレイヤーたちだろう。アンクル・ジョッシュ、マイク・オールドリッジ、ジェリー・ダグラス……といったブルーグラスのドブロ奏者は、独自の洗練されたスライド・プレイを発展させてきた。日本を代表するプレイヤーの1人、小島慎司さんもこの系譜に連なる達人だ。

Again201803

 そんなわけで、3月10日(土)。東京・武蔵小山のLive Cafe Againで、小島さんをゲストにお招きして、「楽器は語る Talk About Roots Music Vol.3」ドブロ・ギター編を開催する運びとなったのは、たいへんめでたい。せっかくの機会なので、ぜひぜひ華麗なスライド・テクニックを間近でご覧ください!

 

【楽器は語る Talk About Roots Music】Vol.3
 DJトーク&ミニ・ライブ

●日時
 3月10日(土)
 開場:14:30 開演:15:30

●会場
 Live Cafe Again
 〒142-0062 品川区小山3-27-3 ペットサウンズ・ビル B1F
 http://www.cafe-again.co.jp/

●Charge
 1,600円

●出演
 奥 和宏(トーク)

●ゲスト
 小島慎司 aka どぶろひくぞう(ドブロ)

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