JBの思い出
いちばん好きなミュージシャンはジャクソン・ブラウンかもしれない。77年の初来日以来、東京のコンサートには欠かさず行くようにしていた(最近はサボり気味^^;)。Tom's Cabinの麻田浩さんがジャクソン・ブラウンとの交流について語るイベントがあると聞いては、おだやかではいられない。会場のDream's Cafeに、急遽予約を入れた。
Dream's Cafeのある板橋区仲宿は準地元というか、勝手知ったる散歩コースだったりもする。でも、こんな音楽喫茶があるのには気がつかないでいた。
11月11日(土)午後7時開演。冒頭のジャクソン・ブラウンとの出会いの話からして、もうめちゃくちゃ面白い! ブラウン自身がそのときのエピソードを詳細に語っているブートレッグCDなんてものがあるんだ! これを聴かされてしまっては参りましたと言うしかない。
このほか、狭山にある麻田さんの自宅をジャクソン・ブラウン様ご一行(デビッド・リンドレイ一家も含む)が訪ねてきたくだりや、「Take It Easy」の歌詞がグレン・フライの助言で変わる前はどうだったかなど、どのエピソードも興味深いものばかりだった。
ファースト・アルバムのジャケットにある謎の文句「Saturate Before Using」の実物を見られたのもよかったな。車のラジエーターを冷やすウォーター・バックというものがあって、そこに「使用前に水に浸すこと」と印刷してあるのか……。
トークのあとは麻田さん&フレンズによるミニ・ライブ。ジャクソン・ブラウンのレパートリー「Song For Adam」が、とてもよかった。
ところで、お店のマスターがトークの半ばで紹介してくださった来日公演のパンフレットは、しっかりうちにもあるのだった。
これが77年の初来日。学生だった私は、いまは亡き友人を誘って厚生年金ホールまで行った。
おそらく最強のメンバーだったと思われる80年のホールド・オン・ツアー。デビッド・リンドレイ&ほぼセクション(ベースはボブ・グローブ)に、ダグ・ヘイウッドとローズマリー・バトラーのコーラスだもの。
時代は飛んで87年。あれ? もっとたくさん行ってるような気がするんだけど、パンフレットが見当たらない……。
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