« クレズマーで踊りゃんせ! | トップページ | アコギは進化の途上 »

2017年5月15日 (月)

組み立てキットの冒険

 明け方に見た夢。

 出版社で編集の仕事をしている。いま手がけているのは、一般の消費者を装って通販のギターを注文し、アフターフォローを口実に怪しげなギター教室に勧誘する悪徳業者を告発しようという企画だ。

 注文したギターのうちの1本が、編集部にも送られてくる。完成品ではなくて、ユーザーが自分で作らなければいけない組み立てキットだった。そんなの聞いてないよ! 結局、「お前がやれ」と押し付けられる。「え? めんどくさいな」と思いつつ、実はうれしくもある複雑な心境……。パッケージにはビートルズ・モデルと書いてあるのだが、完成見本の写真は全然違う。むしろ、レス・ポールの作ったアルミニウム・ボディのヘッドレス・ワンダーみたいなデザインだ。

 箱を開けて中身をチェック。ボディは4つのパーツ(プラスチック製?)に分かれている。このパーツを組み合わせればいいのだなと、それぞれの位置に並べてみる。あれ? 同じパーツが2つないかい? 組み立ての説明書を探すが見当たらず、かわりにインストラクションのDVDが出てきた。紙に印刷された説明書きのほうがよかったな……。

 残りのパーツは、やけに短いフィンガーボードが1つ。さらにごそごそやると、欠損だらけのフィンガーボードを貼り付けたネックが出てきた。ネックの先はペラペラの段ボールみたいになっている。ああ、この段ボールにボディのパーツを差し込めばいいのか。

 ……なんて考えている隣で、同僚は悪徳業者に電話をかけていろいろ聞き出そうとしている。こいつがヘマをしたようで、向こうの会社の社長が編集部までやってきてしまった。う、ギターを組み立てているところを見つかったら、事情が全部バレてしまう。あせって、どこかへ隠そうかとも思ったものの、動けば逆に目立ってしまいそうなので、じっとしているしかない。そうこうしているうちに、とうとう見つかってしまった。

 「なんだ、このギターは! お前らに作らせてたまるか」と怒る業者。むんずとネックのところをつかんで、持って行こうとする。あ、これはまずい! どうしたものかとおろおろしていたら、運良くうちの会社の社長と副社長がやってきた。この2人に押し付けてしまおう。「この人、ギターを持ち帰ろうとして困ってます」と言いつける。2人は業者を挟みこむように立ち、腕と肩をつかんだ。「それは困りますね。ちょっとこちらで話しましょう」口調こそ丁寧だが、有無を言わせない雰囲気だ。そのまま3人は向こうへ行ってしまった。

                         

 久方ぶりに昔勤めていた出版社の夢を見てしまった……。登場人物の一部に心当たりがないでもないけれど、こんな週刊文春みたいな雑誌をやっていたわけではないので念のため。それにしても奇抜なエレクトリック・ギターの組み立てキット……。

« クレズマーで踊りゃんせ! | トップページ | アコギは進化の途上 »

夢日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 組み立てキットの冒険:

« クレズマーで踊りゃんせ! | トップページ | アコギは進化の途上 »