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2017年5月17日 (水)

アコギは進化の途上

 いまはアコースティック・ギターが面白い。日進月歩で奏法が進化して、ほとんど別次元の楽器になりつつある。昨日は渋谷WWWで、そんな新世代のギタリストの1人、フィンランドのペッテリ・サリオラのコンサートを見た。

 1984年、ヘルシンキ郊外のエスポー生まれ。5代続くプロの音楽家一家の血を引くサラブレッドだという。7歳のときにクラシック・ギターを始め、ロックの洗礼を受けてエレクトリック・ギターやエレクトリック・ベースもマスターし、さらにマイケル・ヘッジスを知ったことで、それまでに学んださまざまな楽器のテクニックを取り入れたパーカッシブなタッピング・スタイル、「スラム奏法」にたどり着いた。

 そんなサリオラのパフォーマンスは、ほとんどマジック、あるいはイリュージョンの舞台を見ているかのような、不思議な感覚に陥らせてくれる。どうやって音を出しているのか、一見したところではさっぱりわからない。エフェクタを多用して、独自の音作りもしている。

 それでも両手の動きを追いかけているうちに、だんだん何をやっているのか見当がついてきた。どうやらいろいろなテクニックを複合的に組み合わせているようだ。……このあたりの話は、もしかしたらどこかの雑誌に書くことになるかもしれないので、そのときにあらためて……。

 時間に余裕を持って出かけたつもりだったのだが、会場に着いたときにはすでにもう満員で、結局立ち見になってしまった。長時間立ちっぱなしはつらいかなと思ったけれど、3度のアンコールも入れて1時間半ほどのステージは、あっという間だった。インスト系ソロ・ギターのコンサートでも、こんなに熱くなれるものなんだね……。

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