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2017年5月

2017年5月31日 (水)

ポストカードの誘惑2

 すでに1870年代には存在していた絵葉書のマーケットを一気に拡大させるきっかけとなったのは、1902年に英国で施行されたちょっとした法令の改正だった。その改正は宛名面の一部を通信欄として使うことを認めるというもので、それまでは裏の通信面にしか文章を書くことができなかったのだ。

 一面丸ごと図版に使えるようになったことで、より多彩な表現が可能になり、絵葉書の人気は一気に高まった。この1902年から第1次大戦が勃発する1914年までを、最初の絵葉書ブームの時期とみなすことができる。たまたまこの期間は、ヨーロッパでバンジョーの人気が高まっていく時期とほぼ重なっていた。おかげでバンジョーを題材とした絵葉書もたくさん作られた。

 この頃に活躍したポストカード画家の1人に、日本でもいまだに多くのファンを持つ、エレン・クラップサドルがいる。クラップサドルはニューヨーク近郊の生まれながら、インターナショナル・アート出版社と契約してドイツに渡り、この地で多数の絵葉書を制作した。同社はニューヨークとベルリンにオフィスを構えていたようだが、印刷などの実質的な作業はドイツで行なっていたらしい。

 クラップサドルがとくに好んで描いたのは、エレガントでラブリーな子どもたちの姿だった。圧倒的に白人の少年少女の絵が多いのだけれど、 中には黒人の少年や少女を描いたものもある。

Postcard02

 このバレンタインの絵葉書には、バンジョーを弾きながら歌う少年と、その傍らで夢見心地な顔で聴き入る少女が描かれている。小さな身体に不釣合いなサイズのバンジョーを持ち、なまった英語でラブソングを歌う少年がかわいい。いまでは黒人の楽器というイメージは薄れてしまったけれど、もともとバンジョーはアフリカから渡ってきた楽器なので、かつては黒人の文化を象徴するアイコンだった時代もあったのだ。

 インターナショナル・アート出版社から発売された、エンボス加工(絵柄に合わせて紙にプレスをかけて浮き彫り状に成形)もほどこされたおしゃれなポストカード。出版年は不明だが、やはりドイツに住んでいた頃に描かれた作品だろうか?

2017年5月30日 (火)

ポストカードの誘惑1

 ずいぶん前からなんとか本にまとめたいと思って、陰でいろいろ動いていたのだけれど、どうにもラチがあかないので、腹をくくって「禁じ手」を使うことにした。Web上で内容の一部を公開し、広く皆様のお知恵を拝借しようという寸法だ。興味を覚えた出版社の方、編集関係者の方など、もしいらっしゃったらご連絡いただけるとうれしいです。なにとぞよしなに。

 そもそもの始まりは、とある凄腕のバンジョー・プレイヤーが所有していた大量の絵葉書のコレクションを見せていただいたことだった。その多くは20世紀初頭、1900年代から1910年代にかけてのもので、ミュージシャンや芸人の肖像写真ばかりではなく、バレンタインやクリスマスのグリーティング・カード、漫画に戯画、動物や子どものイラスト、観光地のおみやげ品、広告、宣材……、さらには一般市民の記念写真をそのまま絵葉書にしたとおぼしきものまで、内容は多岐に渡っていた。

 これがすごく面白い! 当時の音楽界や芸能界の状況、楽器の歴史を知るための貴重な資料であるのはもちろんだけれど、100年前の風俗や庶民の暮らしがありありと目に浮かんでくるところもいい。それよりなにより、どの絵葉書もノスタルジックな魅力にあふれている。図版を多用した絵葉書本としてまとめたらきっと楽しいだろうなと思った。

 たとえばこんな絵葉書がある。コピーライトは1908年のようだが、1910年の消印が押されていた。

Postcard01

 窓の下に立って恋人のために演奏する男--というのは、よくある古典的な構図だけれど、ここでは男がウィスキーの樽やビールのケースを踏み台にして、ちゃっかりとキスまでしている。女性のボンネット(帽子)で肝心なところが隠れているのが奥ゆかしい……。

 ちなみに、こうした状況で男が奏でる曲はセレナーデ(小夜曲)と決まっていた。燕尾服の正装にバンジョーがミスマッチ……などと思ってはいけない。20世紀初頭のこの時代、バンジョーは充分にフォーマルな楽器だったのだ。

 版元のH.H.タンメン(おいしそうな社名!)は、コロラド州デンバーにあったみやげ物メーカーで、ネイティブ・アメリカンやロデオをテーマにしたポストカードも多数発売していた。

 ……まだまだ続く。

2017年5月25日 (木)

歯医者で写真撮影

 御茶ノ水の歯科病院で、恒例の定期検診。……とはいえ、担当の先生が女医さんに代わったので、新たな気持ちで臨めた。

 新たな気持ちはあちらも同じだったようで、あらためて口腔内の写真を撮り直すという。口を広げる道具を突っ込まれ、アイーンとくちびるを引っぱられ、上からベロを押えられ……といろいろいじくられるのはラクじゃない^^; 自分では見えなかったため憶測ではあるけれど、でっかい鏡もぶちこまれて、歯の裏側も撮られたような……。

 この苦行のあとは、おなじみの歯垢の除去。人が代わったらタッチも全然違って驚いた。「磨き」がソフトで全然痛くない! 逆にこんなにヤワな感触でちゃんと削れているのか心配になったくらいだ……。

 写真撮影も含めて、30分ほどで診察は終了。写真撮影ぶんなどが加算されたようで、いつもの10倍近い料金を取られた。手持ちの金で足りてよかった~^^;

 次回の診察は、10月26日(木)午後2時から。雨は降らなさそうだったので、ニコライ聖堂のあたりをぶらぶらしてから帰った。

追記
 本日午後8時よりFMラジオ「A・O・R」でフィンガーピッキング・ギターの特集。こちらもどうぞよろしゅ~に。

2017年5月21日 (日)

タブレットが来た!

 「もう使わなくなった」ということで、タブレットPCを譲っていただいた。ASUS fonepad。うれし~な。

Asus1

Asus2

 ケースはボロボロだけど、まだしばらくは使えそう。ちなみに通信費を払う余裕はないので^^; カメラで静止画や動画を撮ったり、スタンドアローンのアプリを使ったり……という感じになると思う。携帯電話も使ってないくらいだから、通信機能なんていらんわい……と負け惜しみ。

 昨日のハンドクラフトギターフェスで試してみようかとも思ったのだけれど、まだ使い方がよくわからないので断念した。さて、少しは戦力になるのかしらね?

2017年5月20日 (土)

ハンドクラフトギターフェス2017

 暑さにも負けず、きつい日差しにも負けず。今年も錦糸町のハンドクラフトギターフェスに行ってきた。出展ブースも多く、ずいぶんと盛況のようにお見受けした。

 写真を中心に、とりあえずの速報。

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 Hattaのマンドリン。とくに右側の3ポイントのF-4風のモデルが気に入った。ブルーグラス向きの音ではないけれど、オープンコードが気持ちよく鳴るよい楽器だと思う。もっとこういうマンドリンが注目されてもいいのではないか。

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 Keystone Stringed Instrumentsの意欲作。フローティングのブリッジにテールピースというアーチトップ風のデザインながら、ボディはほぼフラットトップの構造のまま。サウンド的には両者の中間……というか、ややフラットップよりか? ちょっと爪弾いたらものすごい大きな音がして驚いた。とくに低音の鳴りは特筆ものだ。個人的にはいちおしのギター。

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 おなじみ夢弦堂。000サイズのカッタウェイが入ったギターは、マホガニー・ボディで、とくにハイポジションの鳴りがすばらしかった。となりのウクレレは珍しい黒柿材を使ったモデル。ソフトなトーンできれいな音がした。

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 あっと驚く琵琶型のウクレレ。音はいたってフツーだった。面白い発想をする人がいるもんだ。

 写真を撮りそびれてしまったが、SUMI工房の新しいデザインのモデルもよかった。3つ並んだサウンドホールがユニークで、バック&サイドは玉目のメイプル。パワフルな音でコードカッティングに抜群の切れ味を発揮する。

 ウクレレでは、エゾマツをボディに使用したEzo's Ukuleleもいい音だった。

2017年5月18日 (木)

FMラジオフィンガーピッキング編

 ペッテリ・サリオラの興奮も冷めやらぬ17日(水)午後1時。FMラジオ「A・O・R」の収録で麻布十番のスタジオへ。お題がフィンガーピッキング・ギターというのは、偶然にしてはできすぎのような気もするけれど、まったく意図した結果ではない。

 それはさておき、今回の選曲には苦労した。アメリカン・ルーツにしぼったとはいえ、フィンガーピッキングの名演は数多い。10曲ちょっとに収めようとしたら、えらいことになってしまった……。これでフラットピッキングも対象にしていたら、さらに塗炭の苦しみだったに違いない(まあ、それを予期したから2つに分けることにしたんだが)。

 そんなわけで、隔靴掻痒感の残る選曲になってしまった気もするけれど、まあしかたあるまい。とりあえず3フィンガーピッキングをメインに、古いラグタイム、カントリーのギャロッピング、フォーク、ブルース、シンガーソングライター、ニューエイジ……と、いろいろ並べてみたつもり。

 惜しくも選から漏れた曲をちょこっとだけ挙げておくと、ドック・ワトソン「Deep River Blues」、ポール・サイモン「Kathy's Song」「April Come She Will」……。何が選ばれたかは放送を聴いてのお楽しみということで。お気に入りの曲が入っていなくても、怒っちゃいやよ^^;

 放送は5月25日(木)午後8時からの予定です。

2017年5月17日 (水)

アコギは進化の途上

 いまはアコースティック・ギターが面白い。日進月歩で奏法が進化して、ほとんど別次元の楽器になりつつある。昨日は渋谷WWWで、そんな新世代のギタリストの1人、フィンランドのペッテリ・サリオラのコンサートを見た。

 1984年、ヘルシンキ郊外のエスポー生まれ。5代続くプロの音楽家一家の血を引くサラブレッドだという。7歳のときにクラシック・ギターを始め、ロックの洗礼を受けてエレクトリック・ギターやエレクトリック・ベースもマスターし、さらにマイケル・ヘッジスを知ったことで、それまでに学んださまざまな楽器のテクニックを取り入れたパーカッシブなタッピング・スタイル、「スラム奏法」にたどり着いた。

 そんなサリオラのパフォーマンスは、ほとんどマジック、あるいはイリュージョンの舞台を見ているかのような、不思議な感覚に陥らせてくれる。どうやって音を出しているのか、一見したところではさっぱりわからない。エフェクタを多用して、独自の音作りもしている。

 それでも両手の動きを追いかけているうちに、だんだん何をやっているのか見当がついてきた。どうやらいろいろなテクニックを複合的に組み合わせているようだ。……このあたりの話は、もしかしたらどこかの雑誌に書くことになるかもしれないので、そのときにあらためて……。

 時間に余裕を持って出かけたつもりだったのだが、会場に着いたときにはすでにもう満員で、結局立ち見になってしまった。長時間立ちっぱなしはつらいかなと思ったけれど、3度のアンコールも入れて1時間半ほどのステージは、あっという間だった。インスト系ソロ・ギターのコンサートでも、こんなに熱くなれるものなんだね……。

2017年5月15日 (月)

組み立てキットの冒険

 明け方に見た夢。

 出版社で編集の仕事をしている。いま手がけているのは、一般の消費者を装って通販のギターを注文し、アフターフォローを口実に怪しげなギター教室に勧誘する悪徳業者を告発しようという企画だ。

 注文したギターのうちの1本が、編集部にも送られてくる。完成品ではなくて、ユーザーが自分で作らなければいけない組み立てキットだった。そんなの聞いてないよ! 結局、「お前がやれ」と押し付けられる。「え? めんどくさいな」と思いつつ、実はうれしくもある複雑な心境……。パッケージにはビートルズ・モデルと書いてあるのだが、完成見本の写真は全然違う。むしろ、レス・ポールの作ったアルミニウム・ボディのヘッドレス・ワンダーみたいなデザインだ。

 箱を開けて中身をチェック。ボディは4つのパーツ(プラスチック製?)に分かれている。このパーツを組み合わせればいいのだなと、それぞれの位置に並べてみる。あれ? 同じパーツが2つないかい? 組み立ての説明書を探すが見当たらず、かわりにインストラクションのDVDが出てきた。紙に印刷された説明書きのほうがよかったな……。

 残りのパーツは、やけに短いフィンガーボードが1つ。さらにごそごそやると、欠損だらけのフィンガーボードを貼り付けたネックが出てきた。ネックの先はペラペラの段ボールみたいになっている。ああ、この段ボールにボディのパーツを差し込めばいいのか。

 ……なんて考えている隣で、同僚は悪徳業者に電話をかけていろいろ聞き出そうとしている。こいつがヘマをしたようで、向こうの会社の社長が編集部までやってきてしまった。う、ギターを組み立てているところを見つかったら、事情が全部バレてしまう。あせって、どこかへ隠そうかとも思ったものの、動けば逆に目立ってしまいそうなので、じっとしているしかない。そうこうしているうちに、とうとう見つかってしまった。

 「なんだ、このギターは! お前らに作らせてたまるか」と怒る業者。むんずとネックのところをつかんで、持って行こうとする。あ、これはまずい! どうしたものかとおろおろしていたら、運良くうちの会社の社長と副社長がやってきた。この2人に押し付けてしまおう。「この人、ギターを持ち帰ろうとして困ってます」と言いつける。2人は業者を挟みこむように立ち、腕と肩をつかんだ。「それは困りますね。ちょっとこちらで話しましょう」口調こそ丁寧だが、有無を言わせない雰囲気だ。そのまま3人は向こうへ行ってしまった。

                         

 久方ぶりに昔勤めていた出版社の夢を見てしまった……。登場人物の一部に心当たりがないでもないけれど、こんな週刊文春みたいな雑誌をやっていたわけではないので念のため。それにしても奇抜なエレクトリック・ギターの組み立てキット……。

2017年5月14日 (日)

クレズマーで踊りゃんせ!

 80年代の後半にニューヨークで興ったクレズマー・リバイバルの立役者となったバンド、クレズマティックス。その中心メンバーの1人であるフランク・ロンドンが来日して、トーク&ライブをするという。思わず頬をつねりたくなる夢のような話である。

 そんなわけで、昨日はそのイベント、『東欧ユダヤの音楽「クレズマー」-リヴァイヴァルと異文化接触を聴く-』を見に行ってきた。会場は池袋の立教大学内の太刀川記念館。主催は同大学の異文化コミュニケーション学部というアカデミックな催しだ。

 よくこんなコンサートが実現したなと感心していたら、講演の冒頭に、このイベントの仕掛け人らしい松山大学の黒田晴之教授から種明かしがあった。ざっくり言えば、文部科学省の科研研究費ということで予算が付いたのだという。なるほど、そういう手があったのか! これにはガツンとやられた。よし、オレもお上から予算がもらえるような立場になって、オールドタイムのミュージシャンでも日本に呼ぼう(ムリだって^^;)。

 それはさておき、コンサートはチンドンで始まった。トランペットのフランク・ロンドンに、サポートの「ジンタらムータ」のメンバー--クラリネットの大熊ワタルとチンドン太鼓のこぐれみわぞう--が会場中を練り歩く。そのままステージに上がり、アコーディオンの佐藤芳明、チューバのギデオン・ジュークスを加えた5人編成の演奏になった。

 このつかみのパフォーマンスの熱気のままに、フランク・ロンドンの講演が始まった。最初に黒田教授からクレズマー・ミュージックの歴史的な経緯に関する解説があり、それからインタビュー形式のトークへと移る。教授は4つの質問を用意してきたようなことをおっしゃっていたけれど、相手のインタビュイーがたいへん饒舌で、話し出したらいつまでも止まらない。結局2つの質問で時間となってしまった^^;

 ちなみに2つの質問は、1)演奏する曲はどのような考えに基づいて選ぶか、2)あえてイディッシュ(東欧ユダヤ人の言語)で歌う理由は?--というものだった。答はなかなか興味深いものだったが、必ずしも質問の趣旨に沿っているとはいえず、しかもちゃんと書こうとすると長くなりそうなので省略する^^;

 最後の最後で聴衆からの質問を受けて、クレズマーのリズムについて話しだしたロンドン氏。「クレズマーは複合リズムでできている」と語り、聴衆を2つのグループに分けて異なる手拍子をさせる。そしてそのリズムに合わせてトランペットを吹き始めた。ほとんどワークショップじゃないか! これはなかなか面白かった。最初からこのスタイルで通してもよかったのかもしれない。

 10分の休憩をはさんで、後半はお待ちかねのライブ。45分ほどの時間だったが、クレズマーの魅力を堪能できた。

 最後のブルガル(クレズマーのダンスのリズム)で、聴衆をうながして躍らせようとするロンドン氏。どうやら打ち合わせなしのハプニングだったようだが、これが思いのほか盛り上がった。立ち上がったみなさんが肩を組んで並び、バンドの演奏に合わせて踊りながら会場を一周する。経験者も混じっていらしたようで、このステップがなかなかさまになっていた。どことなくフォーク・ダンスの「マイムマイム」を思わせるような足の運び……。きっとイディッシュの結婚式では、こんな風にみんなで踊ってるんだろうな。それにしても、まさかこんなに楽しい夕べになるとは思っていなかった。さすがのエンターテイナーぶりに脱帽。

2017年5月12日 (金)

FMラジオのアコーディオン特集

 4月13日に放送されたFMラジオ「AOR」のアコーディオン特集の音源を、1ヵ月遅れで聴いた^^;

 例によって、番組のサイトに上げられていたオンエアリストを貼り付けておく。

  20:02 Ain’t No More Cane / Bob Dylan & The Band
  20:08 NY Psycho Freylekhs / The Klezmatics
  20:14 The Beer Barrel Polka / Frank Yankovic
  20:17 Buscando Tu Corazon / Brave Combo
  20:22 Muchacha Bonita / Narciso Martinez
  20:24 Carolina / Flaco Jimenez
  20:30 J’ai Passe Devant Ta Porte / Cajun Brew
  20:34 Blue River / Eric Andersen
  20:38 Le Seguiremos / Steve Jordan
  20:42 Z’haricot Est Pas Sale / Steve Riley & The Mamou Playboys
  20:46 Get Gone / Chris Ardoin

 アメリカのルーツ・ミュージック限定ということで、ケイジャン、ザディコ、テックスメックス、ポルカなどを満遍なく並べてみたつもり。

 つかみのザ・バンドは、まあ順当なところかな? その次のクレズマティックスは、フランク・ロンドン来日記念……というわけでもないのだが、まあ、チェンジ・オブ・ペースを考えて。そういう意味では、もうちょっとあとのほうに出てきてもよかったかも。アコ自体もそんなに目立った演奏じゃないし……(おいおい^^;)。

 エリック・アンダーセンの「Blue River」も、やはり箸休め的な選曲だよね。実は「時間が足りないようなら入れなくていいよ」と言ってあったのだが、やっぱり使っちゃったか。それもフェードアウトのところでやっとアコーディオンが出てくるタイミングになってしまって、ヒヤヒヤした……。

 そんなこんなで、選曲の意図を伝えるのもなかなか大変だね、というお話でした^^; ちなみに次回の収録は来週の水曜日の予定。お題は、フィンガーピッキング・ギター。早く選曲をしなくっちゃ……。

2017年5月 9日 (火)

ジェットストリーム50周年

 午前11時から、半蔵門のFM東京でジェットストリームの取材。このような国民的人気ラジオ番組を取材する日が来ようとは、夢にも思っていなかった。事前にほとんど打ち合わせもない、出たとこ勝負の仕事だったけれど^^;、結果オーライで、思いのほか盛り上がったインタビューだったような気がする。耳寄りなお話もいろいろうかがえた。

 今年の7月でジェットストリームは放送50周年だそうで、まずはおめでとうございます。

2017年5月 7日 (日)

だるまさんがころんだ

 わらべ歌の持つ可能性について、ずいぶん前から考えている。

 きっかけとなったのは、英国人のベーシスト、アシュリー・ハッチングスが中心になって制作したアルバム『MORRIS ON』(Island 1972)だ。

 単純な音楽のはずのモリス・ダンスにロックのリズムを導入することで、伝統的な音楽に収まらない新たなサウンドを創造する。このハッチングスのアイデアにガツンとやられた私は、日本でこれをやるとしたら、題材とするのはわらべ歌がいいのではと思ったのだった。

 日本独特と言ってもいいユニークなサウンドと、シュールな歌詞。その気になってあらためて聴き返してみると、わらべ歌には不思議な魅力があるように思われた。実際にコードを当てはめてみても、そこそこ面白い。楽器の編成はモリス・オンのプロジェクトを真似て、ロック・バンドをベースに、フィドルやマンドリン、アコーディオンなどを適宜加える……。

 そんなことを考えては見たものの、生来の怠け癖が災いして、なにも具体的な行動をおこさないまま、時が過ぎてしまった^^; いや、それらしい曲はいくつか書いてはみたのだけれどね。

黒い森がザワザワ
遠くで聞こえる祭りばやし
キツネのお面がほしいのに
歩いても 歩いても たどり着かない

ダルマサンガコロンダ……

大きなケヤキがサワサワ
鬼になった男の子
ふりむいたら一人ぼっち
公園には誰もいない

2017年5月 3日 (水)

追伸

挫折したり しなかったり
ミミズだったり オケラだったりの毎日です

長く生きすぎたような気もしないではないけれど
未練がましく もうちょっと生きてみるつもりです

ちっぽけな正義が氾濫する
息が詰まるようなこの国で
それでもおかげさまで
なんとか暮らしています
なんとか暮らしていけてます

仕事はあまりありません
あの娘のことは いまでもときどき思い出します
ご心配ありがとう

それでもおかげさまで
なんとか暮らしていけてます

追伸
テレビのニュースを見ましたか?

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