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2017年3月 4日 (土)

八丈太鼓ばやし

 ナターシャー・セブンが1976年から79年にかけて発表した107 SONG BOOKシリーズが、このほどCDで完全復刻されたそうな。全作購入する余裕はないので^^;買いそびれていた『八丈太鼓ばやし』だけ手に入れた。これは通算9作めに当たる日本の民謡集だ。

Natarsha

 ナターシャーの演奏なら、オールドタイムやブルーグラスをやっているときよりも、日本の民謡をやっているときのほうが好きだ--と以前から感じていた。それなのに、なぜこのアルバムをリアルタイムで買わなかったものか。やっと聴くことができたいま、あらためて後悔している。おそらく6作めのマザーグース編(これも傑作!)あたりで力尽きたんだろうな。

 伝統音楽のリバイバリストが、いつしか自らのルーツにたどり着くのは必然なのだと思う。たしかに「どだればち」や「八戸小唄」で聴かれるネイティブ感には、圧倒的な説得力がある。とはいえ、ただそれだけではなくて、ナターシャーならではのミクスチャ感覚というか、日本の民謡とアメリカのオールドタイムとが自然に融合していくさまは、さらに感動的だ。

 その意味では、フレイリング・バンジョーをバックに歌われる「音頭与三郎」が個人的なベスト・トラック。イングリッシュ・バラッドの伴奏を思わせるギターが美しい「おーわいやれ」や、メジャーセブンスのコード感が妙にはまった「ほっちょせ節」も秀逸だと思う。

 タイトル曲の「八丈太鼓ばやし」は、ライブで聴いたロック・アレンジに圧倒された覚えがあったので、太鼓のみをバックにしたこのスタジオ・バージョンにはやや拍子抜け。とはいえ、このバージョンの意図もわからないではない。

 ところで、オリジナルに付いていた楽譜がカットされていたのには、少しがっかりした。それともこのアルバムだけなのかな?

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