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2016年11月20日 (日)

ブルース・ギタリストたちとの饗宴

 「阿佐ヶ谷のライブハウス、天(てん)でブルースのライブをやるからマンドリンを弾かないか」--と言われたのはずいぶん前のことだったと思う。よく事情はわからなかったけれど、メンバーも面白そうだったし、二つ返事でお引き受けることにした。なんでもやったもん勝ちだからね。ライブの前日に送られてきたセットリストが知らない曲ばかりでも、ブルースじゃない曲がいっぱい入っていても、そんなことはたいした問題じゃない。あとは持ち前のハッタリでごまかすだけだ^^;

 そして昨夜がそのライブの当日。出演はJojo & Ponyboy Bandと、ソロ・パフォーマンスの武蔵野ミニーさん。私はJojo & Ponyboy Bandでマンドリンを弾くことになっていた。

 午後5時に会場入りして、まずはバンドの皆さんにご挨拶。フロントマンのお2人、Jojo澤渡さん、Pony Boy野中さんとは初対面だったが、暖かく迎えていただき、とりあえず最初の課題はクリア。ありがたいことにさらっとひととおり曲のリハーサルもできた。

 本番のステージは武蔵野ミニーさんのソロでスタート。「すごいブルースを弾く女の人がいる」という噂は以前から耳にしていたけれど、聞きしに勝る本格派ではないか! 1920年代、30年代のアコースティックなブルース、ブラインド・ブレイクやメンフィス・ミニーのレパートリーを、粋なフィンガーピッキングで、颯爽と弾きこなす。ベッシー・スミスやエリック・クラプトンの演奏でよく知られる「Nobody Knows You When You're Down And Out」もよかったな。

 ここでちょっとしたハプニング。実は淺川マキさんの右腕的存在だったギタリストの萩原信義さんがお客さんでいらしていたのだが、ミニーさんとのセッションでギターを弾いてくださるという。こいつはすげーや! 丹波さんのテレキャスターをフィンガーピッキングでプレイしたら、この音色がなんとも言えない美しさ。いいものを聴かせてもらったと言うしかない。

 萩原さんは、Jojo & Ponyboy Bandの助っ人ギタリスト、丹波博幸さんのご友人だそうで、その関係で見に来てくださったようだ。それにしてもこのお2人が「ヒロちゃん」「ノブちゃん」と呼び交わす間柄だったとは、まったく知らなかった。

 後半のステージはJojo & Ponyboy Band。ボーカル、ギターのJojoさんとPonyさんに、丹波さんのリード・ギター、annsanのパーカッション、そして不肖Robin某のマンドリンを加えた5人編成だ。ブルース・スタンダードに加えて、ジョー・リギンス、ダン・ペン、ウィリー・ネルソンなどの曲も交えて1時間弱。エンディングは武蔵野ミニーさんとのセッションで、「Jesus on The Main Line」「San Francisco Bay Blues」など3曲。ブルース曲では再び萩原信義さんも加わった。結果的には、武蔵野ミニーさん、萩原信義さんと一度にセッションしてしまったことに。これはきっと自慢になるな。

 自慢ついでにもう1つ。萩原さんにマンドリンの腕前は誉められなかったけれど、楽器の音は誉められた。ギブソンのスタイルA。1913年製くらいのはずだから、もう100年以上前の楽器だ。この楽器編成なら、オベーションのエレアコ・マンドリンのほうがよかったかなとも思ったけれど、それなりにインパクトはあったみたいだから、結果オーライ。

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