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2016年9月27日 (火)

ミュージシャンズ・ミュージシャンの共演

 ニューヨーク生まれのギタリスト、ジョン・ショールは、ミュージシャンズ・ミュージシャンと呼ぶにふさわしい才人だろう。一般的な知名度はそれほど高くないけれど、同じ道を志すギタリストたちにはたいへん尊敬されている。昨日のステージのお客さんも、過半数が楽器プレイヤーだったのではないか?

Jonsholle_2

 西早稲田ブルードラッグ。ジョン・ショールと有田純弘のツイン・ギターに、ウッドベースのブレント・ナッシー、バイオリンの山田拓斗という編成のアコースティックなライブだった。

 有田さんも知る人ぞ知るマルチ弦楽器プレイヤー、ミュージシャンズ・ミュージシャンと言っていい。日本有数のセッション・プレイヤーでもあるので、日本で暮している人なら知らず知らずのうちにその演奏を聴いているはずだ(たとえば福山雅治、椎名林檎、ゆず、中西俊博、coba、槇原敬之、小野リサ……など)。

 この日のステージは、ジャズを中心に、ブルーグラス、リズム&ブルースなどをまじえて2時間ほど。何曲かでアリちゃんこと松田幸一さんもブルースハープで参加して、華を添えた。

 2人のギタリストがメインで弾いたギターは、マーティンOMタイプのフラットトップ・ギター。ジョンさんは持ち替えでギブソンL-5(16インチ・ボディのアコースティック・アーチトップ)を、有田さんもギブソンL-4とマンドリンを弾いた。

 楽器マニアの方のために補足しておくと、L-4、L-5はどちらも有田さんの所有する1920年代後半製のアーチトップ・ギター。ヘッドの「The Gibson」のロゴは、どちらも斜めになっていないタイプだ。個人的にはオーバル・ホールのL-4の音色が気に入っている。

 右端のいちばん前の席で、ジョンさんのプレイをじっくり見ることができたのは幸いだった(有田さんの左手はネックの裏側に隠れて見えなかった^^;)。それで思い出したのだけれど、私にもジョンさんをお手本にして左手のフレージングを考えていた時期があったのだった。すっかり忘れていた。すっかり忘れているくらいだから、結局、全然真似できないまま今日にまで至っているのだが……。 パワフルなピッキングから繊細なタッチまで、自在に操る右手のテクニックにもあらためて感心させられた。

 ギターの話に終始してしまったけれど、バイオリンの山田拓斗さん(有田さんの教え子だそうな)もこれからの活躍が楽しみなプレイヤーだと感じた。若手のみなさんが順調に育っているのは素晴らしい!

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