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2016年9月 7日 (水)

あなたがジンとくるときは……

 昔の曲を演奏すると聞いて、てっきりテキーラ・サーキットのような洋楽カバーのグループかと思っていたら、どっこい大半が日本の曲だった。ティンパン・アレー、夕焼け楽団、石川セリ、山下達郎、井上陽水、ユーミン、雪村いづみ、ちあきなおみ……。ティンパン絡みが多かったような気もするけれど、この選曲にはかなり意表をつかれた^^;

 9月6日(火)。武蔵小山アゲインで、テクシーズのライブ。実力派の女性シンガー、平松八千代(ボーカル、ギター、ウクレレ)を中心に、深町栄(キーボード、コーラス)、金森佳朗(ベース、コーラス)、西海孝(ギター、ボーカル)という編成のユニットだ。個々のメンバーの腕前もさることながら、やはり平松さんのボーカルが光った。歌謡曲やポップスを歌っても、まったくブレない安定感がある。この日はしっとりとした曲が多めで、パワフルなボーカルはあまり聴かれなかったけれど、こういう歌を歌わせても抜群にうまい。

 個人的なハイライトは、久保田麻琴と夕焼け楽団の「星くず」。オリジナルのバージョンも大好きなのだけれど、サビの説得力はこの日の演奏のほうが勝っていたかもしれない。ちあきなおみ/水原弘のレパートリー「黄昏のビギン」は、さすがの名曲。洋楽ではカーペンターズの「Superstar」もよかったな。

 ステージの後半には、西海さんのボーカルをフィーチャーしたコーナーも。この選曲もまた意表をつくもので、昭和歌謡の「星影のワルツ」と「さらば恋人」。アルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空」を思わせるキャッチーなメロディの「さらば恋人」はともかく(念のために書いておくと発売は「さらば恋人」のほうが先のはず)、演歌の「星影のワルツ」はさすがに違和感が……と思ったら、これが意外といけた。正直、オリジナルにはあまりいいイメージを持っていなかったのに、西海さんのあのボーカルで歌われると、ほんとに誠実な男の歌のように聴こえる。不覚にもジンときた。もう「しかたがないんだ僕のため」と揶揄して歌うのはやめよう^^;

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