« そしてジャガイモに | トップページ | 親指の思い出 »

2016年8月10日 (水)

家の裏のすきま

 小さい頃、家の裏手のすきまはわくわくするような特別の空間だった。めったに足を踏み入れることもなかったけれど、それだけに日常とは違う異世界の気分を味わうことができた。誰の目も気にしないでぼーっとしていられる場所だったのもよかったのかもしれない。1人でこっそりと訪れては、何をするということもなくぼんやりとすごした。

 あの頃の家はもうなくなってしまったけれど、周りのすきまはまだ残っている。いまでは魔法も解けて、雑草の生い茂るただのやっかいなスペースだ。時間を作って、今日はここの草むしりをした。

Dsc08355

 いつの間にか、またこんなになっていた^^; 暑い夏の間は、できれば放っておきたいところだけれど、そうも言っていられない。ヤブガラシも、ドクダミも、スゲも、シダ類も、まとめてひっこ抜く。許せ。バッタやコウロギがいっぱい跳び出してきた。秋の虫はまだ鳴かないけれど、夏のうちにちゃんと育っているのだな。

Dsc08357

 2時間ほど格闘したら、だいぶすっきりした。右端のシダ類は執行猶予。ユキノシタは最初から残しておくつもりでいたけれど、ほかの植物に負けて元気がない。この先を左に折れると、まだ道は続いている。ガキの頃のようにはいかないけれど、それでもその気になれば、魔法のカケラくらいは拾えるかもしれない。いつの日か、小さな誰かが、またセンス・オブ・ワンダーを味わえるといいね。

 昨日ほど暑くはなかったけれど、それでもかなり汗をかいて、へたばった。今日はこれくらいでカンベンしといたろ。

« そしてジャガイモに | トップページ | 親指の思い出 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この酷暑に二時間の草取り、大変ご苦労様でした
スッキリしましたね。
雑草って強いですよね。
いやーでもここに少年がボーっと一人でいるのを見かけたら、
私は一体どうしたらいいのか、考えちゃいましたよ

>サファイアさん

見て見ぬふりをしてやってください^^;

バッタやテントウムシを捕まえたり、
土をほじくり帰して何かを埋めたり、
やることはたくさんあるはずです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 家の裏のすきま:

« そしてジャガイモに | トップページ | 親指の思い出 »