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2016年5月20日 (金)

プリンス追悼の脇で

 「ミュージックマガジン」6月号。アメリカーナ特集ということで、お呼びがかかった。

Musicmag2

 メインは五十嵐正さんによるリアノン・ギデンズさんのインタビューと、アメリカーナ・ミュージックの現状分析。そのあとに続くアルバム・レビューの末席を汚させていただいた次第。

 アルバム1枚あたりの分量は192字。短い文章だから楽勝--と思われるかもしれないが、これがなかなか難しい。「この曲のここがどうのこうの……」とか、「参加したミュージシャンがああだこうだ……」とか、具体的な話を書いている余裕はあまりないので、いきおい抽象的な表現が多くなる。そのアルバムを的確に表わす言葉を選んで、しかもほかのアルバムと被らないように配慮して……と呻吟するのは、ほとんど俳句をひねり出す作業に近い。そもそも私は、だらだらと長い文章を書くほうが得意なのだ。あくまでも当人比ではあるが^^;

 個人的なポリシーとして、「傑作」「天才」のような紋切り型、かつ尻尾の先まで主観が詰まっているような表現も、できれば避けたい。こうした言葉を使わずに、なんとか読者にそう感じていただけるような言い回しに置き換えようとするのだが、そのためにはそれなりの文字数が必要になる。しばしの七転八倒の末に、結局1回だけ「傑作」を使ってしまった……。

 そんなよけいな話はさておき、私以外はそうそうたる書き手のみなさんが揃っていらっしゃるので、アメリカン・ルーツ・ミュージックに興味のある方はもちろん、プリンス追悼特集のついでにという方も、ぜひぜひよろしゅーに。

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