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2016年4月

2016年4月29日 (金)

因果は巡る糸車

 今日は仕事の関係でカセットテープの整理をしている。そう、まだ捨てないで、いっぱいとってあるのだよ。

Dsc08230

 この写真はTDKのテープばかり並べるつもりでいたのだが、右端のほうに、うっかりよけいなものが混じってしまった。撮り直すのもめんどうなので、そのままで^^;

 バージョン違いまで含めると、同じものは1つもない。いちばん多いのは「AD」の歴代モデル(左2列め)だな。メタル/ハイポジションテープはないかと思っていたら、「MA」や「SA」があった。何で買ったんだろう?

 ほんとうは発売当時の広告についても調べたいところなのだが、ギター雑誌はたくさん持っていても、オーディオ雑誌はまったくないんだよな~。ここだけの話、ハイファイ的な音質にほとんど興味がないのは、私の弱点(の1つ)なのだよね。一応企業秘密なのだけれど……。

 あ、いま思い出した! 私はその昔、カセットジャーナルという会社に勤めていたことがあったのだった。ぐるりと回って元のところに戻ってきたような気分。

2016年4月28日 (木)

地震速報は何チャンネル?

 よほど九州の地震が気になっていたものとみえて、地震の夢を見てしまった。

 広い部屋に仲間たちといっしょにいる。突然大きな地震が起こった。棚の上の重たい荷物が落ちないように、立ち上がって手で抑える。揺れはなかなかおさまりそうにない。「テレビをつけて」と頼むと、1人の男がスイッチを入れてくれた。ところが、男がピッピッピッピ……といつまでもチャンネルを切り替え続けているもので、まったく何を放送しているのかわからない。「NHK!」と叫んだけれど、男は無表情のままピッピッピッピを繰り返している。ダメだこりゃとあきれていると、窓の外で小鳥たちがピッピッピッピ……とさえずりあっていたのだった。

 そんな目覚めの27日の朝。

2016年4月24日 (日)

銭湯みたいな温泉

 歩いて行ける距離にあるのに、一度も行ったことがなかった地元の温泉。そこで高校のクラス会をやるという。クラス会もだいぶご無沙汰していたけれど、これも何かの縁だろうと顔を出してみることにした。

 東京都区内の温泉施設と言われても、正直、ピンとこないでいたのだが、行ってみたら、いわゆるひとつのスーパー銭湯みたいなものだとわかった。露天の岩風呂、ジェットバス、シルキーバス、サウナ……など、いろいろな風呂が用意されていて、おまけに付属のレストランやエステサロンやヘアサロン、整体、アカスリ、エステにリラクゼーショ・ンルーム、サロンに談話室まである。

 この日はレストランでの飲み会がメインだったので、岩風呂に入っただけだったが、そのうちもう一度来てみようかな?

 明けて日曜日は朝から雨。やっと午後から晴れたので、伸びっぱなしになっていたナンテンの剪定をした。始めるのが遅かったので、落とした枝の始末が終わらず。残りは明日以降に持ち越しだ。ふ~。

2016年4月19日 (火)

テキサス・ブルースの収録

 九州の地震で落ち着かない気分ながら、気合を入れてラジオの収録へ。麻布十番のスタジオで、恒例となったFMラジオの番組「A・O・R」の収録だ。

 今回のテーマはテキサス・ブルース。ブラインド・レモン・ジェファーソン、ライトニン・ホプキンスあたりの話から始めて、Tボーン・ウォーカー、ゲイトマウス・ブラウン、アルバート・コリンズ、ジョニー・ギター・ワトソンまで。ついでに、ジョニー・ウィンター、スティービー・レイ・ボーンのような白人ギタリストについてもしゃべらせてもらった。曲のセレクトでは、ストリングバンドやジャグバンド、ソングスター系の音源も混ぜておいたけれど、はたしてかけてもらえるかどうか……。

 放送は21日(木)の午後8時からの予定ということなので、放送が聴ける地域のみなさまはどうぞよろしく。九州の方々はそれどころではないかもしれませんけれど、ほんの少しでもくつろいでいただけるようなら幸いです。

 家を出たときから怪しい空模様だったが、帰りは本格的な雨。風が強くて、きゃしゃな折り畳み傘の扱いに苦労した。う~ん、ブルージー……。

2016年4月13日 (水)

最後の孔雀の舞

 渋谷オーチャードホールで水曜日のマチネー。ヤン・リーピンさんが孔雀の踊りを封印するとかで、これが見納めと言われる「シャングリラ」の舞台。ありがたくもお誘いをいただいて、ちゃっかり見ることができた。

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 「シャングリラ」は、中国雲南省に暮らす少数民族たちの伝統芸能をまとめて1つのストーリーに仕立てた作品だ。さまざまな歌や踊り、楽器の演奏……と、見るべきものは多いのだけれど、やはりハイライトはヤン・リーピンさんのソロ・ダンス、「月光」と「孔雀の舞」だろう。本番中の写真撮影は禁止のため、これはカーテンコールのときの孔雀の精霊の衣装。

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 フアヤオイ族の群舞も見せ場の1つ。集団で生み出すリズムが、なかなかに面白い。

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 花いちもんめを思わせるイ族の求愛の踊りは、最後にカップルが成立してめでたし、めでたし。

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 ヤンさんの技は若い世代が引き継ぐ。最年少の出演者と。

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2016年4月12日 (火)

オールドタイム特集のオンエア・リスト

 毎度おなじみのFMラジオ、「A・O・R」の2月18日放送分、オールドタイム特集の音をやっと聴くことができた。もう2ヵ月近く経っちゃてるジャン……。

 まず、この日オンエアされた曲目は以下のとおりだった。

20:02 When First Unto This Country / New Lost City Ramblers
20:07 Rebel Raid~Temperance Reel / Adam Hurt
20:14 What A Friend We Have In Jesus / George Pegram
20:17 Molly Put The Kettle On / The Skillet Lickers
20:22 Spring Creek Gal / Bob Carlin
20:24 Jack Of Diamonds / Rhys Jones & Christina Wheeler
20:29 C-H-I-C-K-E-N / The Red Clay Ramblers
20:32 Sally Ann / The Horse Flies
20:39 Old Smoky / Roscoe Holcomb
20:41 Whispering Breeze / Hickory Wind
20:46 Peg And Awl / Bruce Molsky

 バラエティに富んだ選曲でなかなかいい感じ……と自画自賛しつつ^^;プレイバックしていたら、ラスト近くにサプライズが待っていた。ヒッコリー・ウィンドの曲は、おなじみの「Turkey In The Straw」を選んだつもりだったのだが、これが「Whispering Breeze」に変わっている! こんな曲知らないぞ! 3枚のオリジナル・アルバムには入っていない曲のはず。あせって調べてみたら、77年~78年に録音されたままお蔵入りになっていた発掘音源が、しばらく前に発売されていたようだ。う~む……。

 ファンにとっては、うれしい話ではあるのだけれど、困ったことに、まったくオールドタイム色が残ってないんだよな~、この曲。放送のコメントで、「ハンマー・ダルシマーが、アシッド・フォークが……」なんてしゃべっちゃったにも関わらず、ハンマー・ダルシマーは聴こえないし、カンペキにカントリー・ロックの音だし……。3枚めの「CROSSING THE DEVILS BRIDGE」(1978年)でも、ロックへの接近は感じていたけれど、裏ではここまではっちゃけていたとは……。なにはともあれ、レアな音源であることには間違いないから、まあいいか。私の言うことを真に受ける人も、まずいないだろうから。

 そのほかの曲のフォローも入れておくと、ボブ・カーリンさんのゲストでフィドルを弾いているのは、ジェームズ・ブライアンさん。ホース・フライズの「Sally Ann」は、有名なオールドタイム・スタンダードではなくて、彼らのオリジナルと思われる同名異曲。

 それと、この放送で初めて知ったのだけれど、番組のパーソナリティのユキ・ラインハートさんは、お父様がノース・キャロライナ州スモーキー・マウンテンの近くの生まれだそうで。それを聞いて、ちょっぴり心がほっこりとした。……あ、でも、アパラチア地方を紹介するときに、「どちらかと言えば貧しい地域」--なんてことを言ったのはまずかったかもしれない!

 ……なんて言いつつ、次回の出番はテキサス・ブルースの特集。収録は来週の月曜日の予定だ。早めに選曲しとかなくては。

2016年4月10日 (日)

健康な音楽?

桜の花びら集めて ピンクの綿菓子

 --てなわけで、花吹雪は美しいけれど、あとの掃除がたいへんだ。

 4月9日(土)は、恒例の横浜ジャグバンド・フェスティバル……と思っていたのだが、なんと、ダメモトで申し込んでいたcommmons10 健康音楽のご招待に当選し、急遽行き先を変更した。2人まで入場可能と言われたものの、コンサートは原則1人で見ることにしているため、急な話で誘う相手がいない^^; 結局1人で恵比寿ガーデンプレイスまで出かけた。

 commmonsは、坂本龍一さんを中心とした音楽レーベル。その10周年のイベントということで、ゆかりのミュージシャンを集めたインドア・フェスが企画されたようだ。「健康音楽」とは、大病をわずらったばかりの坂本教授らしいテーマとも言えそうだが、ステージでのご様子を見た限りでは、お元気そうでなによりだった。

 メインのステージは、ピーター・バラカンさんのライブ・マジックでもすっかりおなじみになったガーデンホール。これに加えてガーデンルームや屋外のセンター広場でもイベントが行なわれる。全部を見るのはきついので、ターゲットをガーデンホールに絞ることに。それでも、午後1時から8時まで、ほとんど立ちっぱなしでいたら疲れた。歳には勝てん。 とはいえ、この足や腰のはりは、その前日の草むしりのせいもあるかも知れないけれど……。

 それはさておき、昨日のステージは、坂本教授、大貫妙子、細野晴臣といった大御所のみなさんと、若手(まあ相対的に見て……)のミュージシャンとのパフォーマンスの対比が、なかなかに面白かった。バンドごとに詳しく書いている余裕がないため、以下は短い感想のみ。

ASA-CHANG&巡礼
 この日は、デジタル・パーカッションにフルート/サックス、カシオトーンという3人編成。無機質な印象のサンプリング音に、素なボーカルや生の演奏が加わる。かなりアバンギャルド度高し。暗いトーン、サウンドの曲が多く、健康か不健康かでいったら不健康に分類されそうな音楽とも感じたものの、個人的にはかなり気に入った。歌詞もたいへん面白い。リーダー格のASA-CHANGは、NHK・Eテレの「ムジカ・ピッコリーノ」に出演していると聞いて「あれ?」っと思ったけれど、今日調べてみたら、いつの間にか新シリーズに変わっているんだ!

Charisma.com
 ラップとDJの女性二人組。MCのいつかさんは、この日のアクション大賞。過激な歌詞も悪くはないと思うのだけれど、もう少しひねりがあっても……なんて、エラソウでごめんなさい!

コトリンゴ
 ジャズのリズム隊(ウッド・ベースとドラムス)を従えてのピアノの弾き語り。見た目の印象とは異なるパワフルなパフォーマンスで、グッと心を鷲づかみされた。やっぱいいわ、この人。結局、生音の迫力に勝るものはなし、ということで。

青葉市子 with 小山田圭吾 & U-zhaan
 ガット・ギター、エレクトリック・ギター、タブラというトリオでの演奏。後半から細野晴臣さん(アコースティック・ギター、タンバリン)がゲストで加わる。ふ~、やっとギターを弾く人が登場したよ。 恥ずかしながら、青葉市子さんについてはよく存じ上げていなかったのだが、とても素敵なシンガーソングライターだった。とくにユザーンさんとの共作と思われる「川越ランデヴー」の印象が強烈。

マレウレウ
 アイヌの伝承歌を歌うアカペラ・コーラスの女性4人組。日本の民謡とはまったく異なるストレンジなスタイルに感銘を受けた。個人的な印象をひとことでまとめると、輪唱を発展させたかのようなポリリズム! 常にカウンター・パートが存在するような……。

ラジオ体操
 坂本教授のピアノ伴奏でラジオ体操第一の実演。ものすごいスロー・テンポで笑えた。なにはともあれ、健康第一!

大貫妙子
 ピアノ、ウッド・ベース、ドラムスをバックに歌う。最後に坂本教授もピアノで加わった。最近の大貫さんをちゃんと聴いていなかったので、ずいぶん印象が変わったように感じた。なにより歌手としての存在感がずいぶん増したような。スタンダード歌手としての風格すら漂わせていた。そのぶん、シンガーソングライター然とした雰囲気がやや後退したような気がしないでもなかったけれど……。ところで、ドラムスはてっきりジャズの人かと思っていたら、大貫さんのMCで林立夫さんだったことにやっと気づいた! ちなみにウッベはジャズの吉野弘志さんでOK。

2016年4月 2日 (土)

心霊写真?

 朝から曇り空。少し寒かったけれど、地元の飛鳥山まで出かける。石神井川沿いに桜を眺めつつ、寄り道をして王子稲荷神社へ。

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 記念に拝殿の写真を撮らせていただいたところ、画面に怪しげなもやがかかっているではないか! さては心霊写真かと一驚したものの、よく見たらカメラのレンズが汚れているだけだった^^;

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 気を取り直してもう1枚。今度はフツーに撮れてひと安心。もうちょっと広角で撮れればよかったのだけれど、残念ながらこれが精一杯なのだった。

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 中に上がってもいいと書かれていたので、お言葉に甘えて天井絵を拝見。中央に大きな鳳凰の絵。その周りに花鳥の絵が並んでいる。さざかし名のある絵師の作であるに違いない。

 ひととおりお参りしてから、きびすを返して飛鳥山公園へ。満開の桜の下、花の宴はたけなわだった。あぁ、ビールが飲みたい。

2016年4月 1日 (金)

三文安くてもいいじゃないか

 エイプリル・フールにウソのような本当の話を書くというのはどんなものだろうね? 私の両親は、私と60歳近く歳が離れていた。年寄りっ子は三文安い--などとよく悪口を言われるようだけれど、私の場合は、これに加えて一人っ子、おまけに世間知らずのボンボン(自分で書いちゃった)でもあったので、三拍子揃った筋金入りのダメ息子だったと言えそうだ。

 この3つの属性に共通しているキーワードは、「甘やかし」である。はいはい。骨の髄までてれ~っと育っちゃったのは認めますよ。とはいえ、年寄りっ子に限っては、祖父母世代の両親だったとはいえ、本物のおじいちゃん、おばあちゃんだったわけではないからね。それなりに厳しくしつけられたところもあった……と思う。

 それよりも、両親の年齢が高い分、ちょいとばかり世間の常識からズレた育てられ方をしてしまったことのほうが問題だったような気がする。ガキんちょのくせにやけにじいさんくさい物言いのところもあったりして、小中学校ではかなり浮いてたよ(まあ、浮いてた理由はそれだけではないかも……)。

 いまでもよく覚えているのは、「ギンガムチェック」という用語がわからなくて、クラスの女の子に説明してもらい、「あ、格子縞のことか!」と返して爆笑されたこと。あのときはクラス全員に大受けしたな……。

 これに限らず、ファッション関係はボロボロで、初めのうちはラクダの股引きを履かされていたのだけれど、身体検査のときに見つかって、やはり大騒ぎになった。これはわりと堪えたな。だから短パンに変えてもらったときは、すごくうれしかったよ。

 林間学校に行く前には、学校から事前に渡されたプリントの「水に入ってもいい用意をさせること」という一文が元で家族会議が開かれた。要するに「これは水着のことを言っているのか、そうじゃないのか」が問題になったのだ。両親の間で活発な議論が交わされた末の結論は、「下着で水に入ればいいから水着はいらない」--というもの。なんかヘンな気はしたものの、事を荒立てるのもナニなのでそのまま持たずに出かけたところ、「わぁ、水着忘れたんだ。かわいそ~」みたいなことを言われて、結局脇で見学させてもらうことに。まあ、別に水遊びをしたかったわけではないので、それはそれでいいのだ……。

 そんなこんなで、いろいろあったけれど、あの歳で苦労して育ててくれた両親にはほんとに感謝している。なのに立派な人に育たなくてごめんなさい。

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