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2016年2月14日 (日)

ポップス・クロニクル対談編

 2月13日午後3時から、東京・武蔵小山アゲインで、銀次の部屋Vol.7。ギタリストの伊藤銀次さんが、ゲストを招いて対談をするという恒例のトーク・イベントで、今回のゲストは牧村憲一さん。六文銭、大瀧詠一、シュガー・ベイブ、竹内まりや、加藤和彦、坂本龍一、忌野清志朗、フリッパーズ・ギターなど、数多くのミュージシャンに関わってきた凄腕の音楽プロデューサーである。

 牧村さんには、三浦光紀さんへのインタビューの際にいろいろお手数をおかけし、その後ネットでご挨拶をさせていただいたりもしたのだが、直接お会いするのは今回が初めてだ。『ベルウッドの軌跡』に関連するようなお話もうかがえるかと楽しみにしていたところ、期待をはるかに上回るすばらしい内容で、ずいぶん勉強になった。

 キングレコードに入社した三浦さんの手伝いで音楽業界に足を踏み入れたエピソードに始まって、中津川フォークジャンボリーとの関わり、ユイ音楽工房でのヒット曲作り、大瀧さんとのCM制作秘話、竹内まりやさんのデビューにまつわるやりとり……、そして渋谷系の誕生に至る流れまで。初めて聞く驚きの爆弾情報もたくさんあって、3時間におよぶトークがあっという間だった。

 中でもいちばんのハイライトは、大瀧詠一さんと山下達郎さんの出会いをもたらしたあの有名なできごとの真相がついに明らかになったことだろう。この逸話には、伊藤銀次さんも関わっていて、伊藤さんとペダルスティールの駒沢裕樹さんが高円寺の喫茶店Movin'を訪れたときに、たまたま流れてきたのが山下さんが自主制作で出したアルバムの曲だった……というところから始まるのだが、このくだりが偶然にしてはうまくできすぎているために、やや疑問視するむきもあった。ところが、その欠けていた部分を補うような当事者の証言が、この日牧村さんの口を通して語られたのだ。これには来場者一同、おおいに感激。

 詳しい話は、牧村さんが近々本にまとめられることだろうから、ここに書くのは遠慮しておくけれど、すべてがすとんと腑に落ちるような、なかなかよい話だった(思わせぶりですみません^^;)。

 この日のアゲインでは、牧村さんと伊藤さんのトークに加えて、たいへん興味深いCDも入手できてほくほくだったのだが、長くなるので、そちらの話はまた別の機会に。

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