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2016年2月27日 (土)

世界屈指のフィドラーにインタビュー

 当代屈指のアメリカン・フィドラー、スチュアート・ダンカンさんが、ジャズ・ミュージシャン、ダイアナ・クラールのツアーのサポートで、30年ぶりの来日を果たした。ツアーの合間の26日には、東京・池袋のフォルテ・オクターヴハウスで、フィドルのワークショップも開くという。こんな機会を逃す手はない--というわけで、なんとかインタビューの時間を作っていただいた。話を通してくださったのは、ワークショップを企画した井上(渡辺)三郎さん、井上ゆい子さん親子だ。たいへんお世話になりました。

 スチュアート・ダンカンさんは、ブルーグラスのフィドラーとして知られるが、近年はエルビス・コステロ、マーク・ノップラー、ロバート・プラントなど、ロック・ミュージシャンとの共演も多い。さらにはBBCのトランスアトランティック・セッションズに呼ばれたり、ヨーヨー・マらと現代音楽のセッションをしたりと、その活躍の範囲を大きく広げつつある。

 ブルーグラス、オールドタイム、カントリー、アイリッシュ、スコティッシュ、クラシック、ジャズ……など、さまざまなジャンルを弾きこなすスキルはどのように培われてきたものか、じっくりうかがいたかったところだが、時間が足りずにあまり突っ込んだ話ができなかったのは残念だ。それでも暖かい人柄の感じられるなごやかなインタビューで、それなりに面白い話もうかがえた。最後はツーショットの写真まで撮らせていただいてしまったし(ちなみに、撮影者は日本の若手フィドラーの第一人者、手島宏夢さん。お世話になりました)。インタビューの詳細は、アルテスパブリッシングのWebマガジンで公開予定なので、どうぞお楽しみに。

Withstuart

 インタビューに続いてワークショップも見学させていただく。最初に1時間くらいかけて参加者の楽器を1本1本チェック。実際に弾いてみて感想を述べるばかりではなく、具体的なメンテナンスのアドバイスも。果ては工具を取り出して魂柱の調整まで始めるではないか。これには正直、驚いた。世界でも屈指のフィドラーに自分の楽器を調整してもらえるなんて、フィドラーにとってこれほどの至福があるだろうか? サイン会や握手会の比ではないかも。こんなことなら私も自分のフィドルを持ってきとけばよかった。

 ワークショップはブルーグラス・フィドルをメインにジャズ・バイオリンも少々。参加人数が多かったため(40人以上はいらっしゃったかな?)個別指導とはいかなかったけれど、「Solder's Joy」や「Sweet Georgia Brown」でソロ回しをさせてもらったり、質問の時間もたっぷりあったりと、なかなか有意義なレッスンだったのではないか。

 ワークショップのあとは、顔見知りのみなさんと居酒屋で打ち上げ……のつもりでいたら、すぐにスチュアート・ダンカンさんと井上さん親子もやってきた。なんとまあ! こんな形でアンコールが味わえるとは思ってもいなかった。翌日のスケジュールの都合かあまり長居はしてもらえなかったけれど、それでもみなさんずいぶん盛り上がっていらっしゃったような。

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