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2015年10月

2015年10月30日 (金)

巨人たちの夜

 昨夜は吉祥寺のスターパインズカフェに、フランキー・ギャビン(フィドル)、パディ・キーナン(イリアン・パイプ)、城田じゅんじ(ギター)という、ものごっついメンツのライブを見に行った。ディ・ダナンのフィドラーにボシー・バンドのパイパーというおそろしいコンビに、ナターシャの……というよりも、アイリッシュ・トラッドのギター伴奏では世界的に見てもベストの1人だと思っている、城田さんのトリオだ。久々に至福のひとときを味わえた。

 いまさらだけど、みなさんうまいわ。たんなるユニゾンには終わらないで、カウンターパートもバリバリ弾くし。ちょうどパディさんがよく見える席だったので、右手を使ったレギュレーターのキー操作もバッチリ見られたし。その代わり城田さんのギターはあんまりよく見えなかったのだけれどね……。

 アイリッシュ・チューン以外に、アンディ・スタットマンさんの「Flatbush Waltz」と「Two Jewish Reels」のメドレーも聴けたし、最後に演った日本の民謡とアイリッシュのメドレーもよかったな。

 --というわけで、今日は疲れてるので、これでおしまい。あ、そうだ。久々にジム・エディガーさんにお会いした。懐かし。

2015年10月28日 (水)

ガロ93年7月号

 ぐちょぐちょといろいろあって、長いこと自主的缶詰状態が続き、ほとんど身動きできないでいた。ライブ・マジックにも結局行けなかったし……。やっと少し余裕が出てきたので、締め切りはまだあるけど、久々に日記を書くのだ。

 この間、何をしていたかというと、たとえばこんな本を読んでいた。いまはなき漫画雑誌「ガロ」(青林堂)の1993年7月号。巻頭特集が「70年代フォークとガロ」ときたもんだ。93年にこれを読むまで知らなかったのだが、青林堂の長井勝一さんは熱心なフォーク・ファンで、ぐゎらん堂にも通っていたのだとか。そんなわけで、この特集は、主にぐゎらん堂を中心とした70年代の吉祥寺フォーク事情についてまとめている。

Garo2

 漫画雑誌の特集といってバカにできないのは、ガロに描いていた漫画家のみなさんとフォーク・ミュージシャンとの間で、当時いろいろな交流があったからなのだな。いちばんわかりやすいのは「赤色エレジー」の林静一さんだろうが、鈴木翁二さんも「日本少年」のジャケットを描いてるし、永島慎二さんも南正人さんの絵描いてるし。三橋誠さんに至っては、まんまフォーク・シンガーのシバさんだもの。そうそう、林静一さんは、はっぴいえんどの「ゆでめん」のジャケットも描いてたっけ。

 そんなわけで、特集の記事もなかなか力が入っていて、ぐゎらん堂の店主のインタビュー、高田渡さんとシバさんの対談、加川良さんのインタビュー、あがた森魚さんのインタビュー、友部正人さんと鈴木翁ニさんの対談、鈴木翁ニさんの漫画の再録、知久寿焼さんのインタビュー、中山ラビさんのインタビュー……など、そこいらの音楽専門誌よりも、よほど濃いラインアップになっている。

 鈴木翁ニさんの「ギター壊し浮かれた」には、シバさんや友部正人さんがそのまま登場したりもしているのだけれど(友部さんかっこよすぎ!)、これもおそらく吉祥寺あたりの風景なのだろうな。

 それはそれとして、表紙の絵はあんまり当時の吉祥寺のフォーク・シンガーっぽくないなあ。それこそ、ガロの人みたい、なんちって。

 そんなこんなで、明日はライブにも行くぞと!

2015年10月12日 (月)

クラス会メモ

 10月11日(日)午前11時から、ガーデンシティ品川で大学のクラス会。正直、会費が高くて回避したいところだったのだが^^;先に演奏の依頼を受けて承知していたため、出ないわけにもいかない。なんて言いつつ、昔の知り合いと久々に会っていろいろ話せたのはよかったよ。それにしても、在学中はほとんど話したことのなかった人と、いまになって話をするのは不思議な気分。

 ステージは15分ほど。TPOを考えて、普段は絶対やらない昔のヒット曲なども歌った。歌詞の気に入らないところは適当に変えて。トマトを投げつけられることもなく、無事に終了したのはめでたい。出番が終わったあともしゃしゃり出て、即興で歌のバックをつけたりした。

 仕事がつかえているので、そのまま帰って原稿書き--のつもりだったが、結局ふらふらと2次会の塚田牧場へ。ここってチェーン店なのかな? 似たようなお店をよく見かけるような気がするが。鶏の唐揚げ、炭火焼など、なかなかに美味。早めに失礼させてもらったものの、飲みすぎて結局仕事にならず。

2015年10月10日 (土)

ニューグラス特集のオンエア・リスト

 あまり遅くならないうちに。10月8日(木)の午後8時から、FMラジオの「A・O・R」で放送されたニューグラス特集のオンエア・リスト。例によって当の本人がまだ聴いてないのだけれど、番組のサイトからコピーしたデータを貼り付けておく。

  20:02 Honky Cat / Country Gazette
  20:05 Cry / Crucial Smith
  20:13 Little Sadie / Crooked Still
  20:16 Scotland / Area Code 615
  20:21 We Hide & Seek / Alison Krauss & Union Station
  20:26 With A Vamp In The Middle / John Hartford
  20:30 Missy / Punch Brothers
  20:34 Up And Running / Bela Fleck
  20:40 White Freight Liner Blues / New Grass Revival
  20:42 The Boxer / Jerry Douglas
  20:46 Same Ol’ River / Sam Bush

 だいたい私の選曲リストに近かったようで、ありがたや。ジェリー・ダグラスさんはユニオン・ステーションとダブるので、ピックアップしなかったんだけど、入れていただいたことに関しては異議なし。「ボクサー」は、ポール・サイモンさんやマンフォード&サンズをフィーチャーしたバージョンなんだろうな、きっと。

 ニューグラスとは呼べないものも混じっているけど、全曲NGRというわけにもいかないのでカンベンね。とりあえずコンテンポラリーなブルーグラスということで……。NGRに関しては、ほんとはもっと長い曲にしたかったのだけれど、放送時間の都合で、やや妥協。さすがに20分もかかるような曲はアカンでしょ。

2015年10月 5日 (月)

長唄のリズム感

 欧米のルーツ・ミュージックを中心にいろいろ聴いている身としては、邦楽の演奏会にももっと行かなくては理屈に合わないような気はしているのだが、なんだかんだで敷居が高い。昨日は、日本橋公会堂に、学生長唄連盟OB会の演奏会を見に行ってきた。知り合いが出演する上に、入場無料ということで、ほぼ毎年恒例になってきたような。

Nagauta2 Nagauta

 何度も通っていると、素人なりにいろいろ見えてくるものがある。カッポンカッポンと鳴る大鼓、小鼓の掛け合いのリズムの面白さは前から感じていたけれど、今回は三味線のアンサンブルが面白かった。しっかりパートが分かれていて、ときにはユニゾンのリフに乗ったソロまで出てくるのは初めて気づいた。それにつけても長唄の三味線は、曲の途中でチューニングを変えなければならないのが、たいへんそうだ。

2015年10月 3日 (土)

イタリアのテレビの街頭インタビュー

 2日の朝に見た夢。

 通りを歩いていたら、2人組の白人に声をかけられる。1人はスーパーマリオのような風貌の、ちょっと太めな小男。もう1人はやけにゴツい顔をした大男だ。マイクを持った小男は「イタリアのテレビ局だが、最近イタリアで起きた核のテロ事件を知っているか」と言う。テレビのバラエティ番組で、久本雅美が話していたのを覚えていたので、知っていると答えると、いろいろインタビューされた。マイクをガチッと口に当てられたため、歯に当たってしゃべりにくい。カメラもやけに接近してくるので、顔にぶつかるかとひやひやするが、マイクに付属の金具に四角い穴が開いていて、そこにカメラの先に付いた突起がすぽっとはまって、ぶつかる心配はない。質問は意味不明なものばかりでうまく答えられなかった。

 インタビューが終わったところで、謝礼だという2種類の乾電池を渡される。1つは黒い平べったい電池。もう1つは象牙色のプラスチックの円筒に、赤や青のストライプの入ったカラフルなもの。両端が鍵のように曲がっている。うちの家電製品で、こんな電池が使えるものあったかな~?

2015年10月 1日 (木)

AORでニューグラス

 麻布十番のスタジオで、FMラジオ番組「A・O・R」の収録。雨が降るあいにくの天気とはいえ、天気予報で脅かされていたほどは荒れなかったのはなによりだった。

 今回のお題は、ニューグラス。コンテンポラリーなブルーグラス音楽の紹介だ。今回は自分で提案したテーマだったので、はりきって準備して行ったつもりだったが、言いたいことの半分もしゃべれなかったような……。

 まあ、いいか。放送は、全国FM局のネットで、10月8日(木)午後8時~9時の予定。例によって、放送されない地域も多いようだけれど、なんとかお聴きください^^; ニュー・グラス・リバイバル以外にも、ジョン・ハートフォード、カントリー・ガゼット、エリア・コード615、クルーシャル・スミス、クルックト・スティルなんかもかかるかも(?)。

  A・O・Rワールド・ミュージック・エディション

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