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2015年10月28日 (水)

ガロ93年7月号

 ぐちょぐちょといろいろあって、長いこと自主的缶詰状態が続き、ほとんど身動きできないでいた。ライブ・マジックにも結局行けなかったし……。やっと少し余裕が出てきたので、締め切りはまだあるけど、久々に日記を書くのだ。

 この間、何をしていたかというと、たとえばこんな本を読んでいた。いまはなき漫画雑誌「ガロ」(青林堂)の1993年7月号。巻頭特集が「70年代フォークとガロ」ときたもんだ。93年にこれを読むまで知らなかったのだが、青林堂の長井勝一さんは熱心なフォーク・ファンで、ぐゎらん堂にも通っていたのだとか。そんなわけで、この特集は、主にぐゎらん堂を中心とした70年代の吉祥寺フォーク事情についてまとめている。

Garo2

 漫画雑誌の特集といってバカにできないのは、ガロに描いていた漫画家のみなさんとフォーク・ミュージシャンとの間で、当時いろいろな交流があったからなのだな。いちばんわかりやすいのは「赤色エレジー」の林静一さんだろうが、鈴木翁二さんも「日本少年」のジャケットを描いてるし、永島慎二さんも南正人さんの絵描いてるし。三橋誠さんに至っては、まんまフォーク・シンガーのシバさんだもの。そうそう、林静一さんは、はっぴいえんどの「ゆでめん」のジャケットも描いてたっけ。

 そんなわけで、特集の記事もなかなか力が入っていて、ぐゎらん堂の店主のインタビュー、高田渡さんとシバさんの対談、加川良さんのインタビュー、あがた森魚さんのインタビュー、友部正人さんと鈴木翁ニさんの対談、鈴木翁ニさんの漫画の再録、知久寿焼さんのインタビュー、中山ラビさんのインタビュー……など、そこいらの音楽専門誌よりも、よほど濃いラインアップになっている。

 鈴木翁ニさんの「ギター壊し浮かれた」には、シバさんや友部正人さんがそのまま登場したりもしているのだけれど(友部さんかっこよすぎ!)、これもおそらく吉祥寺あたりの風景なのだろうな。

 それはそれとして、表紙の絵はあんまり当時の吉祥寺のフォーク・シンガーっぽくないなあ。それこそ、ガロの人みたい、なんちって。

 そんなこんなで、明日はライブにも行くぞと!

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