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2015年7月 2日 (木)

立教大学でフィドル&バンジョー

 フィドル&バンジョーはアパラチアのオールドタイム・ミュージックの原点と言える。ギターやマンドリンが普及する以前は、この2つの楽器のコンビネーションがアパラチアの音楽の基本だった。ヨーロッパから持ち込まれたフィドルと、アフリカから伝わった楽器が発展したバンジョー。この2つの楽器が故郷から遠く離れたアパラチアで出会ったのは、南北戦争が終わった頃の話だという。

Leona65

 昨日は池袋の立教大学で、レオナさんご夫妻のフィドル&バンジョーの演奏を聴いた。旦那様のJ.P.マシスさんは、米国テネシー州出身。バンジョー奏者として活躍するかたわら、ケンタッキーのカレッジで准教授としてブルーグラスを教えているという骨の髄からのブルーグラス人間だ。奥様のレオナさんは、おなじみのギタリスト、徳武弘文さんの娘さんで、フィドルの修行のため、東テネシー州立大学に留学して学んだという才媛である。この2人がはからずもテネシーで出会ったことに、かつてのフィドルとバンジョーの出会いにも通じる不思議な縁を感じてしまう。

 立教大学で開催されたイベントは、「グローバル化の浸透 海外留学促進のための講演会と演奏」と題されたもの。てっきりレオナさんの留学体験をもとにした講演が主で、演奏は最後に少しだけかと思っていたのだが、実際にはほぼ半々。たっぷり1時間の演奏を聴かせてもらって、大感激だった。ブラボー、立教大学!

 フィドルとバンジョーのみの編成で、はたしてブルーグラスと呼んでいいものか、難しいところではあるのだが、演奏自体はブルーグラスのリズムがはっきり感じられるエキサイティングなものだったと思う。ところで、上の写真でもわかるかもしれないが、会場のラウンジは、周囲にPCがたくさん置かれた大きな部屋で、講演会とは関係なしに勉強をされている学生さんもたくさんいらっしゃった。大音量のブルーグラスをBGMに調べものする気分っていうのはどんなものだろうね? 実は演奏を聴きながら、ちょっぴり同情もしていたのだった^^;

 --なんて言いつつ、今日はアイルランド大使館でアイリッシュ・トラッドのイベントだ!

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