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2014年10月19日 (日)

ワールド・ミュージックの現状を聴く

 10月18日(土)。午後3時半から、東京・四ツ谷のジャズ喫茶いーぐるで、北中正和さんのDJトーク「ワールド・ミュージックのゆくえ」。「ワールドミュージック」というジャンル自体、かなりあいまい……というか、ずいぶんと恣意的な使い方をされている用語のような気もするものの、このテーマで北中さんが話をされるということであれば、やはり聴きにいかんわけにはいかんじゃろ。よい天気でもあったし、はりきって出かけることにした。

 プログラムの前半は、「ワールド・ミュージック」の二十数年の歩みを、代表的なアーティストの映像をまじえながら紹介するというもの。モリ・カンテ、ジプシー・キングス、オフラ・ハザ、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ--といったおなじみのアーティストが続々と登場して、つかみとしては上々(エラソウですみません^^;)。

 後半はCDの音源で、「ワールド・ミュージック」の現状を一気呵成に。正直、最近の事情は全然知らなかったもので、たいへん刺激的で面白かった。個人的に惹かれたのは、西欧の古楽をベースにコンテンポラリーな要素を盛り込んだラルペジアータ・クリスティーナ・プルハ、クロノス・カルテットの新作、バラフォン(木琴)のアンサンブルが鮮烈だったムッサ・ヘマ&カバコ、エレクトリック化された弦の音が魅力的なバセコウ・コウヤテ&ノゴニ・バあたり(以上、カタカナ表記自信なし^^;)。

 ヨーロッパ、アフリカ、南米……ときて、中米/カリブ海、アジアまではたどり着けなかった印象はあるものの(北米はクロノス・カルテットのみ。カリブ海はキューバがちょこっと出てきたか)、それでも茫洋として得体の知れない「ワールド・ミュージック」の現状を、これだけすっきりとまとめてみせる力量はさすが! 凡夫の私でも、なんとなくわかった気にさせていただいたような……。

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