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2014年9月16日 (火)

プロデューサーという仕事

 ヘタな考え休むに似たり--というわけで、連休中は、ない知恵をしぼって企画案をひねくり出すべく苦闘していた。

 あーでもないこーでもないと悩んでいるうちに、ふとある本が読みたくなる。あれ? そういえば持っていたような気もするな、とドラえもんの四次元ポケットのような書棚をかき回してみたら、あっさりと出てきた。偉いぞ、昔の自分!

Hosono

 「レコード・プロデューサーはスーパーマンをめざす」(CBSソニー出版)。細野晴臣著となっているけれど、実際はインタビュー・テープを元に編集者が起こしたものだろう。内容はまったく覚えていなかったのだけれど、あらためて読み返してみて、こんなに面白い本だったのかと驚いた。音楽プロデューサーという曖昧模糊とした職業について、具体的に、わかりやすくまとめてある。

 読書用のBGMとして流したのは、あがた森魚さんの『日本少年』。細野さんがあがたさんと共同プロデュースした大作だ。大好きなコンセプト・アルバムではあるのだけれど、読み進めていくうちに、荒井由実さん(ユーミン)にしておけばよかったかな、なんて思ったりもして。初期のユーミンのアルバムには、アルファレコードの村井邦彦さんの名前がプロデューサーとしてクレジットされているけれど、細野さんに言わせれば、村井さんはエクゼクティブ・プロデューサー(平たく言えばお金を出す人)。実際のサウンド・プロデュースをしたのは自分だという自負があると見た。

 こんな感じで、どのページをめくっても興味深い話ばかり。これを読んで何の印象も残ってなかったというのは、どういうわけだ? ポップな体裁に騙されて読み飛ばしてしまったものか? さっき、昔の自分を誉めたのは取り消し。 適切なときに適切なものと出会うのは、意外と難しいことなのかもしれない。人間だって同じかな?

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