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2014年8月 5日 (火)

生きるために必要なものとは?

 「For A Life」は美しい歌だと思う。私がいちばん好きなのは、特定の個人や特定の団体、国家などを批判していないにも関わらず、ストレートかつ強烈に現代社会の批判になっているところだ。

  水のない場所で 笑っているあなた
  何もかもある場所で いらついているあなた
  屋根のない教室で 学んでいるあなた
  エアコンのある教室で さぼっているあなた
  少ない食事を 仲間と分けあうあなた
  誰もいない家 ひとりで食事をしているあなた
                    (「For A Life」 中川五郎作詞 パンタ作曲)

 そこでは持てる子どもたちと持たざる子どもたちとが対比して描かれ、生きることの意味が問いかけられる。とはいえ、けっして突き放している印象はなく、その視線はあくまでも暖かい。

 昨夜は高円寺Show Boatで、久しぶりに中川五郎さんのライブを見た。相変わらず--どころか以前にも増して元気。多くのロック・ミュージシャンたちを追い抜いて、いつの間にか日本でいちばんとんがったロッカーになってしまった観すらある。こんな風に言葉を飾らずにプロテストを続けるシンガーも、いまの日本にはきっと必要なのだろう。

 五郎さんはShiroのライブのゲストだったのだが、2部のステージはほとんどワンマン・ショー。バックを務めたShiroの演奏もたいへん素晴らしかった。私も感化されたようで、原点に戻ってギター1本の弾き語りからやり直そうかな、と思ったくらい。

 ホストのShiroは、CDの発売を控えて絶好調。3人の息がぴったりと合っていた。プロテスト・ソングばかりじゃなくて、こういうほっこりした歌も必要なのだな、やっぱり。三拍子の「アンダルシア」にもやっと慣れてきたような。

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