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2014年1月10日 (金)

カーター・ファミリーをコミックスで読む

 去年の出版記念トーク&ライブのときに、ゲストの大和田俊之先生に教えていただいたカーター・ファミリーの伝記コミックス『THE CARTER FAMILY  DON'T FORGET THIS SONG』(ABRAMS 2012)をやっと手に入れた。

Caterfamily1

 ハードカバー、ほぼ全編カラーのコミックが200ページ弱。ラジオのセッションの音源を収めたボーナスCDも付いて、24ドル95セント。amazonで2,355円で買えたから、まずまずだったかな?

 カーター・ファミリーについては、知っている方にはあらためて説明するまでもないだろうし、知らない方はそのまま知らないでいても何も困ることはない。ざっくりとひとことでまとめれば、アメリカ南部の伝統音楽をポピュラーな存在に変えた最初の伝説的なトリオだ。

 本書では、A..P.カーターがまだ幼かった1898年から、オリジナル・カーター・ファミリーが活動を終えた直後の1944年までを描いている。

 作者のフランク・M・ヤング&デビッド・ラスキーのコンビについてはよく知らない。才気煥発というような絵ではないのだけれど、ていねいで誠実な仕事をしていると思う。たまに林静一さんを思わせるようなタッチのときがあるんだよな。ちょっと『ガロ』っぽいというか……。

 そういえば、ガロの70年代フォーク特集号に、林さんのマンガも載ってたっけ。あのマンガの友部正人さんは、やけにかっこよかったな~。

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 参考までに、カーター・ファミリーのデビューのきっかけとなった1927年のブリストル・セッションの1コマをこっそり貼り付けておく。歌っているサラ・カーターの表情が実にいい。……もしかしたら、エンディングの余韻も林静一っぽいかも??? 興味がある方は、実物を手にとって確かめていただきたい。

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