« 作曲とアドリブの兼ね合いについて聴いてみた | トップページ | マーティン超入門 »

2012年8月 5日 (日)

トリニテのサイトができた

 トリニテのオフィシャルWebサイトが、ついにオープンした。

  http://trinite.me/

 これでやっとメンバーの顔も見えるようになったし、『prayer』の音も試聴できるようになったしで、だいぶ話がわかりやすくなっただろう。ほっ。

 試聴のページのリンクがちょっとわかりにくいようなので、そちらへの直リンも貼り付けておく。何はともあれ、お聴きくださいませ。

  http://trinite.me/albums/prayer/

 ライブ情報もお見逃しなく。アルバム発売に合わせたライブは、8月19日(日)。会場は、東京渋谷の公園通りクラシックス(昔のジァンジァンですにゃ)。つーことで。

 ところで、トリニテの絡みでshezooさんとやり取りをしている間に思い出したことがある。アルバム『prayer』にはプロトタイプとでもいうべき作品があったということだ。

Quipu

 Quipu(キプ)というバンドの『天上の夢』(Ohrai Records 2002)というライブ・アルバムがそれで、『prayer』の組曲が、ほぼそのままの曲順で演奏されている。

 Quipuは、Shezooさんがかつて参加していたユニットで、このときの編成は、ボーカル、ピアノ、ベース、パーカッション、サックス。

 トリニテの演奏と比較すると、大きな違いは2つ。1つは楽器編成で、Quipuにはバイオリンはなく、その代わりボーカルとベースが入っていた。また、ホーンはクラリネットではなくてサックスが使われていた。

 『prayer』ではバイオリンの存在感があまりにも大きいため、あらためてバイオリンなしの演奏を聴くと、なんとなく居心地が悪い。演奏自体も、まだこなれていない部分があったようで、今回あらためて録音し直した理由がわかるような気がする。ついでに書いてしまうと、いまのトリニテにベースがいないのは正解かもしれない。

 もう1つの大きな違いは、いくつかの曲に歌が入っていること。グレゴリオ聖歌から持ってきた「怒りの日」はある意味当然として、「人間が失ったものの歌」や「天上の夢」も、もとは歌として書かれたものだったのか。歌モノにしてはやけにむずかしいメロディのような……。

 これはこれで面白いのだけれど、全編インストの現在の形のほうが、やはりバランスはいいんだろうな。

 なにはともあれ、この2つのバージョンを聴き比べることで、10年の歳月がこの組曲をどのように熟成させてきたかよくわかった。先日来の疑問だった、どこまでが楽譜でどこまでがアドリブかという問題にも、なんとなく答が見えたような気がする。

« 作曲とアドリブの兼ね合いについて聴いてみた | トップページ | マーティン超入門 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: トリニテのサイトができた:

« 作曲とアドリブの兼ね合いについて聴いてみた | トップページ | マーティン超入門 »