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2012年4月27日 (金)

なぜ私はしょーもないマンドリン・ソロを録るはめになったか?

Jabara01

 いまから10数年前の話になるが、当時私がマンドリンで参加していたバンドの関係で、ボタン・アコーディオンのCDのレコーディングにつきあわされることになった。最初は、適当にお手伝いすればいいんだろうと気楽に考えていたのだが、自分でも気がつかないうちに深みにはまっていたらしい。レコーディングの当日に、いきなり「マンドリン・ソロを録るぞ」と言われた。え? ただのバック・ミュージシャンだったはずなのに!

 そもそもマンドリン1本で聴ける曲に仕上げるような力量は持ち合わせていない。事前に言っておいてくれれば、それなりのバンド・アレンジを用意できたかもしれないのに……。ずいぶん安易だよなとは思ったけれど、ことわり切れずにそのまま音を録った。コンセントレーションがうまくいかず、結果はぼろぼろ。

 しょうがないので日をあらためて、はるばる岡崎(愛知県!)のスタジオまで出向いて録り直すはめに。予期せぬ泊りがけのレコーディングである……。私の記憶が正しければ、96年11月のことだったはずだ。

 そのときに録音したのは、自作のインスト2曲。1曲は「ぺえぱあかんぱにい」といって、同名のバンドで演奏するために書いたものの、結局一度も日の目を見ることなくお蔵入りしていた曲だった。

 スタジオに到着してすぐにレコーディング。2テイクを録ったところでOKが出て、その日はそれで終わったのだが、翌朝ホテルで目を覚ましたときに、ふとスライド・ギターをオーバー・ダビングするアイデアが浮かんできた。そこでスタジオにあったアコースティック・ギターをお借りしてその場でヘッドアレンジ。新たに録り直したマンドリンのテイク(昨日キープしたはずのテイクがなぜか飛んでしまったらしい)に重ねることにした。

 そのときの録音がこれ。マンドリンはギブソンF-5L。プロのエンジニアが録っただけあって、サウンド(だけ)はたいへんすばらしい。演奏は、まあデモテープ・レベルだろう。スライド・ギター用にお借りしたのはKヤイリ製のドレッドノートだったと思う。

 私にしては珍しく、8分の7拍子のテーマと4分の4拍子のアドリブ・パートで構成された変拍子の曲になっているが、7拍子の部分は偶然そうなってしまっただけで、最初から意図した結果ではない。何を隠そう、7拍子であることに気づいたのは、作ってからしばらくしてからだった^^;

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コメント

マンドリン演奏聴かせてもらうの2回目♪
聴きながらコメントしています
色々な楽器を演奏されるんですね
素敵です

>すみれさん

 ようこそいらっしゃいました~。そして、私の演奏を聴いていただいてありがとうございます

 弦楽器が好きで、ついいろいろと手を出してしまうのですが、なかなかうまくなりません
。マンドリンはとくに好きな楽器の1つです。

 大正琴は弾いたことないんですが、生演奏を見たことはありますよ~。機会がありましたら合奏などさせていただけたらうれしいです。

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