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2012年2月19日 (日)

三位一体を求めて

Shezoom_2 

 shezooさんと最初にお会いしたのは、私がPC雑誌の編集長をやっていた頃だから、ずいぶんと昔の話になる。音楽ソフトの試用レポートの書ける人を探していたときにたまたま紹介をいただいて、原稿をお願いするようになった。

 当時のshezooさんは、お姉さんといっしょにデボラというデュオを組んで、ちょっと変わったポップ・ミュージックを演奏していた。クラシックや現代音楽に通じたピアニスト、作曲家だろうと想像はしていたけれど、ミュンヘン国立音楽大学、同大学院を卒業したエリートだったことを知ったのは、ずいぶん経ってからだ。

 その後もつかず離れずというか、忘れた頃にお会いするパターンの繰り返しで今日まできた。その一方で、デボラが発展したスパイシー・デボラ、Quipu(キプ)といったユニットや、いくつかのソロ・ワーク、「白い犬とワルツを」「戦国自衛隊1549」のような映画を通じて、その音楽には常に接していたような気がする。

 shezooさんの音楽は、私にとってリトマス試験紙のようなものなのかもしれない。たまたま昨日WOWOWで見たスタッフ・ベンダ・ビリリとは対極にあるような音だ。計算された音作り。全体を俯瞰するどこか醒めたアレンジャー的な目。1本のロープの上を渡るような危うさを感じつつ、奇妙なパワーも認めざるを得ない。

 そんなshezooさんが現在取り組んでいるユニットは、ピアノ、バイオリン、クラリネット、パーカッションからなるトリニテだ。「トリニテ」とは三位一体の意。「父と子と聖霊」ならぬ、ジャズとクラシックとポップスが渾然一体となったカテゴライズ不能な音楽を目指すという決意表明でもあるのだろうか。

 今度の水曜日に代官山のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」で、そのトリニテのライブがあるという。ご本人からお誘いもあったことだし、久々に出かけてみようかと思う。興味のある方は、下のshezooさんのブログで詳細な情報を得られるはず。

  http://shezoo.cocolog-nifty.com/blog/

 ところで上の写真は、若い頃のshezooさん。最近は少し様子が違うかも。ご本人はいやがりそうな気がするけれど、のっけてしまった者勝ちということで……。

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コメント

レア画像については、むしろイヤなんてことはなくて
私自身ポジしか持っていなかったので今後ばらまく予定ですヽ(´▽`)/

>shezooさん

 そ、それはよかった……^^;
 そういうことでしたら、もうちょっと大きい画像もあるので、お送りしときますね。

 それでは22日に。

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